tsuyaの日記: 前提がひとつでも崩れたら…来季ペナントレースの危機?
(Jul. 22→)
7月26日の実行委員会で、パ・リーグは巻き返せるのか。
と書いたら、見事に巻き返してしまったようだ。少なくとも、多くのメディアの論調では。やっぱ、ヘタな予想はするもんじゃないのかなぁ。
野崎社長は「1リーグではプロ野球の繁栄はない」と見栄を切り、「議論が尽くされていない」と正論をかざしてきた。しかし、23日に会談した巨人側から門前払い同然の扱いを受けてから、他球団も微妙に距離を取り始めた。
実行委員会では具体的なことは何も決まっていないが、1リーグ派が優勢にはなった、と多くのメディアは総括している。本当にそうなら、選手会がストライキに打って出るまでもなく来年プロ野球を開催できなくなるリスクがさらに高まった、のではないか。1リーグ化の前提とされている、パ・リーグのチーム同士のもうひとつの合併は、未だに対象チームすら明かされていない。西武関係者の話を鵜呑みにするしかない状況だ。この話が本決まりになり、それに伴って1リーグ化が決まり、それら組織を成立させるための正式な手続きがすべて完了し、来季のスケジュールが決まり、新たな余剰選手の扱いが決まり、ドラフトを含めて選手との契約をすべて済まし、キャンプで開幕に備えるまでに、いったいどれだけの時間がかかり、いくつのリスク要因があるのか。それを計測する材料すら得られていないのである。オリックスと近鉄の合併が明かされてから1ヶ月半が経過したというのに未だに正式調印も済んでいない状況で、これから急速に仕事がはかどる見込みはあるのか。
いつ実現するか知れない夢物語を語ることも興行には必要なのかもしれないが、それよりもまず、来季のペナントレースを成立させることが切実な問題だろう。その意味では、少なくとも来季は2リーグ、という阪神の主張がもっともマシな案に見える(スポニチによると、阪神は交流試合を含むかなり具体的な2リーグ維持案を用意していたようだ)。「パ・リーグの危機を救ってくれなきゃ困る。もうひとつの合併は未だにはっきりしないが、そのリスクをセ・リーグも負ってくれ」などという身勝手な商談の方が主流になる現状は、まるで日本ではない別の国の話のようである。そのリスクの最終的な代償を支払わされることになるのは、全国の野球ファンである。(つづく)
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