tsykの日記: プラネタリウムの裏で…
日記 by
tsyk
小説のタイトルになりそうな言葉だ。「サンシャインプラネタリウムが閉館へ」の記事中のリンクを辿って「全国プラネタリウムリスト」を見ていたら、プラネタリウムがある中学校は16校あり、そのうちの1つに自分の母校を発見した。あれはそんなに希少な存在だったのか。
体育館脇の茂みの奥に幽霊屋敷のように佇む白く丸いドーム状の物体は、その入り口を固く閉ざしたままだった。在学中に利用したことは一度も無く、その内部の様子を知るものは誰もいなかった。
「体育館の裏で待ってるわ」ならば、憧れの男子に告白する女子の台詞だが、これが「体育館の裏に来い!」になると男達の宣戦布告の合図だ。しかし、なぜか仲間内では「プラネタリウムの裏」を指定することが流行していた。薄暗く目立たない絶好の空間として人気だった。ところが、その「プラネタリウムの裏」という面白い語感が災いしたのだろうか、いつの間にか、その台詞はギャグの対象に成り下がってしまった。
その施設が本来の役割を果たすことはなかったが、想い出に深く残る結果になったのは皮肉なものだ。
プラネタリウムの裏で… More ログイン