ttの日記: 基準点
日記 by
tt
仕事でプログラムの話をしていて気付いた事がある。どうも私は基準点が違いすぎるようだ。
私の書いたリフェレンスコードを、あるプラットフォーム上で最適化したいが、思ったほど速度が出ないので助けてくれと言うことだった。
「ここは判りやすくするためにこう書いてますが、おそらくこう書けばパイプラインがうまく働くので2倍はムリでも、40%は速くなるんじゃないですかね」「まぁ賢いコンパイラは自動でやってくれると思いますが」「あ、このアセンブルコード見るとできてないですね。」
先方はあっけにとられた顔をしていた。
考えてみれば、雑誌類で「今時CPUのキャッシュ効率やALUの数などを考えてコードを書ける人はほとんどいない」と言うのを見るたびに、「そんな事はあるめえ」と思っていた。「考えられるけど、暇が無くて出来ない」ぐらいだと思っていた。が、実はそんな事を思うのはごく一部だけだったようだ。
インターネットの世界には、能力があって、かつそういう暇な人がごろごろしている(本当か?)例えば、v2.xのころの午後のこ~だも部分部分を見ればいいコードだった。
プロプライアトリなテクノロジーを使うならば、全てを内製しなければならない。「奴ら」はくずかも知れないが、山のような分身がいる。数に勝とうとすれば、質しかない。だが、質は簡単には上がらない。
Microsoftが恐れるのもそこなのだろう。MSは圧倒的な金とマーケティングと市場支配率で勝てるかも知れない。だが少なくとも、敢えて会社名は言わないが、うちの会社はオープンテクノロジーには勝てないな、そう感じさせる一瞬であった。