tuneoの日記: ディープラーニング用Windows PCなんてこの世からなくなってしまうべきです(真剣 3
ディープラーニング用フレームワークやらアプリケーションをWindowsで動かそうというお客さんのためにせっせとPCをセットアップしていたのだが……。DIGITSみたいなディープラーニングのWebアプリをLinuxとかUNIXで動かして、WindowsPCからはブラウザでポチポチやりゃあいいじゃねぇか!?最近はJupyter Notebookなんつーものもあるんだし、こんだけTCP/IPが行き渡ったご時世に1台で済ませたいとか馬鹿なの死ぬの?と思う次第。
しかも俺が一応はPythonの読み書きができるからPythonのフレームワークはまだ何とかなってるが、それ以外はそうじゃないからな。Torch(Lua)とかBIDMach(Scala)なんて、ディープラーニング以前に(←数学音痴なのでもちろんチンプンカンプンではあるのだが)言語が分からんもん。おまけにこいつらWindowsでのビルドにいろいろと支障がありまくるし。というわけで現時点での支障。見る人が見れば特定されてしまうが構うものか。
・BIDMach
JDKとApache Maven突っ込んでgithubでソース拾ってきてmvn installすると何やら色々コンパイルしているが、それで終わったと思うのは素人の浅はかさ。起動用のバッチファイルなど諸々が腐ってて動かず、まじめに動かそうと思ったらCygwinからシェルスクリプトで起動しないといけない。しかもその場合でも必要なモジュール(Java/Scalaだから正確には「パッケージ」か)がMavenでビルドされていないため文句を言われる。そいつらの実態はJavaのNativeメソッドなのだが、Cygwinの上でGNU makeを動かしMicrosoft Visual C++とIntel Parallel Studio(のコンパイラ)でコンパイルするという変態度の高い作業を要求されストレス急増。さらにVC++のリンカ(link.exe)がCygwinのcoreutilsのlinkとバッティングしてストレスMAXまで一瞬だったwww
個人で検証することもできなくはないが、Visual StudioはCommunityで何とかなったとしても、Intelコンパイラはお金払わないと1か月トライアルでしか使えないから検証以上のことはちょっと難しい。ひょっとしたらicl.exeをcl.exeに置き換えるだけでビルドは通るかもわからんが未検証。Intel Math Kernel Libraryも必要だけどどうなってるんだっけ、とか確認したりインストールすべき有象無象が多すぎて時間不足でギブアップ。
・Torch
LuaはWindowsで普通に動いているのでちょろいちょろい……わけがない(JavaだってScalaだってWindowsで動いてるけどBIDMachは上記の有様なわけでな?)。こちらも「Windowsならコレでビルドすりゃ動くぜ」的な一式がGithubに置いてあるのだが、ビルド用のバッチファイル動かしてみたら「行が長すぎます」エラーで終了。バッチファイルのデバッグとか悪夢なので時間不足でギブアップ。
インストーラが面倒を見てくれるって、夢なんですかねぇ……。
ともあれ、こんなん4月下旬から2週間でどうにかなる分量の作業じゃねぇ。しかも当初は3月納品のお約束だったらしい。どうしてこんなになるまで放っておいたんだ。
お疲れ様です。 (スコア:1)
企業のセキュリティポリシーによっては、サーバ立てるとなるととんでもなく手続き(稟議、責任者選任、物理防御、監視体制、インシデントマニュアル整備etc.)が増えてやってられないという場合もあるので、windows1台で完結させたいというクライアントの要求もわからないでもないです。
Re:お疲れ様です。 (スコア:1)
外に公開するサーバではありませんし研究機関のお客様なので、その手の面倒はないのです。
Re:お疲れ様です。 (スコア:1)
いえいえ、もちろんがっつりFWで防御されたイントラ内の話です。ま、そういう病的なポリシーのところもあります。
ともかく、スタンドアロンのそういう環境ができる、ということが分かれば同じ境遇の人にとって希望の光となると思いますので、お仕事頑張ってください。