tuneoの日記： おとこもすなるWSLgといふものを

われもしてみむとてするなり。

……会社のPCをWindows 11に更新した上でWSLもアップデートし、Windows TerminalじゃなくてTabby Terminalを開いて、かねてよりインストール済みのWSL2のUbuntu 20.04上でglxgearsを実行。

ウインドウが出るまで数秒待たされる上にGPUをバカみたいに使用し、それでいてフレームレートは大変低いという結果が出た（何しろ起動時の既定のウィンドウサイズで歯車を回しても60fps出ないのだから大概で、ぶっちゃけソフトウェアレンダリングより遅いまである）。ちなみに会社PCはRyzen7 4700Uで内蔵GPUを使用した。モバイル版CPUで非力とはいえネイティブなLinuxデスクトップの上でならフルHDで全画面表示させたって60fps以上楽勝で出る程度の性能はあるはずなのだが……。

なお、WSLgでLinuxを起動してssh -XでLinuxサーバにリモートログインすると何の問題もなくSSHのX転送でリモートホスト上のXクライアントが動くのはポイント高い。

今後の課題はパフォーマンスだな。自前のLegion 560のGeforce RTX3060も性能は芳しくなかったけど、聞くところによるとQuadro T400ではさくさく動くらしい。OpenGLの性能がモノを言うのか？