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日記

tuneoの日記: SMRなHDDにはログ構造ファイルシステムが良く似合う?(2)

日記 by tuneo

前回の続き。

1.瓦な8TB HDD(ST8000DM004)4台をアサインしたDebianの仮想マシンをでっちあげ
2.各々パーティションを切る
3.apt install nilfs2-utilsでNILFS2関連ツールをインストール
4.各パーティションをmkfs.nilfs2
5.NILFS2なパーティションをマウント
6.悪ノリしてmergerfsで4台を結合して合計32TBのでかいストレージを作成
7.仮想マシン同士を接続するために仮想ブリッジを作成し各VMに仮想NICを追加
8.現在稼働中の2TBのCMR HDD×4でbtrfs RAID5を運用しているVMから全データ(合計2TB)をrsyncでコピー

コピーには4時間程度かかっているが2000GBを4時間ってことは1時間あたり500GB。3600で割ると140MB/sくらい出ている。懸念されていた速度低下も4時間で2回程度、それぞれ2分間ほど転送速度が落ち込んだだけで済んでいる。悪くない結果だ。書き換えはめったにないが追記は多いストレージなので十分かもしれない。何ならキャッシュ用のSSDとか追加してもいいんだし。

ただしやっぱりbitrotと不良ブロックと不意のクラッシュは怖いんだよな。NILFS2はデータブロックチェックサムがあるからbitrot検出できるけど、マルチデバイス対応ではないからなぁ。

この議論は、tuneo (2938)によって トモとそのトモ専用として作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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