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uramotoの日記: おかしくないか?

日記 by uramoto
先日、研究発表会と称する会社のイベントに参加した。

会社(というより会社の一活動団体)が主催するイベントで、個人で勉強してきたことや業務を通じで学んだことをプレゼンテーションの形式で発表する、という代物だ。
年に一回開催されている。

で、発表内容や発表態度などを部課長・役員が判定し、翌年度以降の査定に影響させるという物。
会社としては、将来のリーダーを発掘するというのが主目的だし、新しい技術についての概要だけでも知っておく必要がある、というのも考えの中にあるだろう。
参加する側も、自分の査定に影響があるんで、参加することにも意味がある。

今回は参加せず、聞く側に徹しようと思っていたのだが、参加してくれっていう依頼があったから、参加したんだ。

今回はあまり高評価を得るツモリも無かったんで、「発表態度」を評価できないやりかたを取ってみた。
PowerPoint の資料に、音声・アニメを連動させ、半自動実行で出来るようにした。
本当は完全自動実行にしようとしたんだけど、PowerPoint のバグの影響で、そこまで出来なかった。時間も無かったしね。

終わってからの質疑応答で、「何故、こういう方法を取ったのか?」って聞かれたよ。
ま、「自分を客観的に評価したかった」っていうカッコイイ回答をして逃げたけど、実際はそうじゃない。
単にメンドくさかったからだ。
ま、音声を録音、アニメと連動っていう準備の方がメンドだったけどね。

でも、今回のプレゼンが終わってから、自分では考えもしなかった方向に影響が出ていることに気付いたね。

うちの会社、本部長の号令が「変化」なんだ。
「変化」を最重要視していて、オレもその方向は間違っていないと思う。

なのに、変な結果が出ちまった。

従来のプレゼン技法の、「PowerPoint のスライドをめくりながらポイントを説明する」というやりかたを、ちょこっと「変化」させて、音声まで連動させたと考えれば、「変化」を重要視する会社の方向性にもあうんじゃないか?
「やってみなければわからない」という考えからしても、このやりかたがいいか悪いかはやってみてから分かる。やってみて、マズければ直せばいいし、良ければもっと発展させればいい。
なんだけど、上の方はそういう考えは出来なかったみたいだね。

前回は、DNS について発表した。その前は「開発支援ツール」と称して make/RCS/CVS を発表した。更にその前の年だったと思うが、「対決 MS vs …」と持ち込んで、Linux の時代はもうすぐそこだ、と発表した。

それとは別に、SRA 社さんで開催している PostgreSQL のセミナーを受講したから、その発表もした。

これまでは、業務直結の技術ネタを取り込んだし、技術ネタは笑いを混ぜながらやるのが一番覚えるという考えがあって、結構笑いを混ぜ込んだ。

今回は、元々あまりやる気が無かったんで、今までと路線を変えて、「ソフトウェア業界のウソ」と称して、管理業務の問題点を中心に挙げてみた。
内容が結構辛らつだったから、台詞も一切笑い無し。かなり強い口調で発表してみた。

なんかこれが思わぬ影響を出してしまったらしい。
オレとしては心外なんだが…。

オレ=技術、オレ=お笑い、というイメージが出来上がってしまっていたらしく、今回の発表を聞いた上役が「アイツどうしたんだ?もしかしてなんか問題を抱えているんじゃないか?」って思ったみたい。
ある課長(直属じゃない)なんて、思いっきり心配してくれてメールまで書いてくれた。

をぃをぃ、「変化」が会社のキーワードだろ?オレが管理系のネタを持ってきたって「変化」の一つだと受け取ってくれよ。
大体オレも**才、管理系の仕事も覚えていかなきゃならない世代だろ?
オレだっていつまでも技術を追っかけていけるわけはないんだし、若い世代の方が技術的には優れてるってのは分かってる。
だからこそ、将来を見据えての管理系ネタだったのに。

オレとしては、今回の発表のメッセージは「アンタ達(中間管理職)のやり方は間違っている。トム・デマルコは管理をこういう風に定義している。だから考え方を変えてくれ。それも『変化』の一つだろ」ってなもんだ。
で、リアクションとしては「なんだアイツ、あんなこと言いやがって俺達のことバカにしやがって。見てろよ、本当の管理ってなぁこうなんだ」っていうのを期待していた。
その怒りを期待していたからこその、強い口調での発表だったんだが。

どうも上手く伝わらなかったらしいなぁ。これはオレのプレゼンに問題があるってことか。

あと、この4月に入社予定の学生も、今回の発表を聞きに来てくれてた。
前述の課長は、「彼らには刺激が強すぎた」ってさ。
確かに、これはオレのミス。
ド新人未満の人間には、今回のオレの発表はちと厳しかったし、理解できなかったと思う。
でもなぁ。なんかそのウラには、「うちには uramoto っていう面白いヤツがいるんだ。今度の発表会、アイツも出るから聞きに来い。」とか伝わってたんじゃないか?
それはオレの責任じゃないんだろう。

確かにオレは人生の 95 パーセントぐらいは笑いで占めてるかもしれん。それは否定しない。
でもオレだってたまにはマジメになるって。普段とのギャップがまた強烈なんだろ?
真鍋かをりなんて、あんなかわいい顔してて頭がいいんだから、そのギャップがまた人の気を惹くんだろ?

オレのメッセージを表だけ受け取られるとはなぁ。

大体、会社のキーワードが「変化」だろ?
オレは今回の発表で、皆が「変化」するためのきっかけを作ってやったツモリなんだよ。
自らのイメージを壊して「変化」を表現して、今まで皆が信じていたことを根底から覆すようなことを言って、それを機に「変化」してくれればいいと思っていたんだが。

やっぱりオレのプレゼンが問題だったんだろうか?
鬱だ。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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