uruyaの日記: 2007年まとめ
2007年に読んだ本 : 108冊 (上下巻は一冊でカウント、雑誌含まず)
2007年ベストの一冊 : アラビアの夜の種族 / 古川日出男
裏ベスト : サラン 哀しみを越えて / 荒山徹
年末なので今年読んだ本を振り返ってみようと思ったわけです。
いつも感想と一緒に「この本を読んで俺が主観的にどれだけ楽しんだか度」を記録しているのですが、今年最高ランクをつけたものが二つありました。『アラビアの夜の種族』と『サラン 哀しみを越えて』です。俺基準では、最高ランクにするのは「読後衝撃を受け、数日間頭がその本のことでいっぱいになった」クラスの作品であり、まず年に一冊あるかないか。『アラビアの夜の種族』はまさしくそういった作品でした。
で、もう一冊ですが…ある意味最高ランクでもあり、最低ランクでもあるわけですよ。俺基準の最低ランクは「リアルで壁に投げた」本で、基本的にそんな本は読まない。あるとすれば交通事故です。N階堂R人に轢かれた経験が一度だけあるのみです。しかし。『サラン 哀しみを越えて』の最低最凶の大ネタはそれさえも超えた。想像のはるか下を行った。しかも、ひどい作品でありながら「それがひどすぎるがゆえの衝撃に打ち震え荒山ネタで頭が占領される」最高ランクの条件をも満たしている。わけのわからない読書体験を味わったという意味では、生涯におけるベストと言ってもいいかもしれません。惜しむらくは、このネタは人を選ぶので、万人に勧めるわけにいかないことですね。しかし天然でこれを書いたのかと思うとあまりのマッドキャラぶりに寒気がしてくる。
というわけで、衝撃度で言えばサランの方が上だったのですが、そのネタの最低ぶりと、わかる人じゃないとひどさが千分の一も伝わらないことで、裏ベストとしておきました。
来年はもっとすごい作品に会えるでしょうか。荒山徹以上の人なんか、もしいた日には相当困りますが。
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