uruyaの日記: ローウェル城の密室 / 小森健太郎 5
妖しい森に迷い込んだ中学生の恵と保理。そこに住む老人に呼び寄せられたのだ。老人は二次元生物と、それらが生きている擬三次元的二次元世界の研究をしている。つまり少女マンガのことだ。ふたりは老人によって少女マンガ『ローウェル城の密室』に送り込まれた。
恵はメグ・マーシャル。靴屋でこきつかわれている貧しい娘だが、レイク王子に見初められる。保理はホーリー・ローウェル。レイク王子の弟。
ローウェル城には、あるしきたりがある。次期国王夫妻となるものは、城内にある〈北の塔〉と〈南の塔〉に分かれ、七日七晩をそこで過ごさねばならない。その間塔は完全な密室となるのだ。
花嫁が決まり、儀式が行われた最終日。塔の中で残虐な密室殺人事件が発生する。
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やりやがった笑 ひどいひどいと聞いてはいたが、本当にひどい笑
このトリックを知ったとき、人のとる行動はだいた四種類に分かれると思う。一、その場に崩れ折れる。二、爆笑する。三、感心する。四、本を壁に投げる。自分の場合まず一が来て、それから三に変化した。正しい。まったくもって正しいトリックだ。論理的な破綻はなく、材料はずべて明示され、しかもヒントさえ与えられている。すばらしくフェアであると言えるだろう。超絶的にくだらないことを除けば笑
ラストですべて持っていかれた感があるが、経過もなかなかおもしろい。中世的ファンタジー世界を舞台にした嫁選びストーリーなのだが、すべてがどことなく調子っぱずれ。あえてマンガ的に描いたのだろうと思われるが、十六歳のときに書いた同人作品だというのも影響しているかも。自由に書いているぶん遊び心や悪ふざけが入ってくるだろう。書き直してはいるが、骨子は同じだそうなので。唐突に密室談義が入ってくるあたりは笑った。
まあでも、何がすごいといって、これを最終選考まで残した乱歩賞の審査員がすごいと思う。
老害ばかりの某賞とは違うねえ。
反応四態 (スコア:1)
(本作品は未読です)
自分の反応はと顧みれば:
二'、クスリと笑う
三、感心する
の間のどこかあたりだと思う。
それがライトノベル、マンガやドラマCDであれば
一'、寝たまま腹筋運動
二、爆笑
が同時発動することもある。
テーブル面を手でバンバン叩く代わりにゲームプレイ中にコントローラーを打ち鳴らすこともバリエーションかな。
メディアを床や壁に叩きつけるという体験は話ではきくけど自分でやったことない。
余談だけど、メディアを胸に抱いて床ゴロゴロというのは別のスイッチが働いたとき。
Re:反応四態 (スコア:1)
床ゴロゴロってどういうシチュエーションでしょうかw
Re:反応四態 (スコア:1)
こんな風 [srad.jp]な愛で方。
じゃ、次は (スコア:0)
もう一冊の伝説のトリック「ブロークン・フィスト」をどうぞ。
どういう感想を持つか興味あります。
ちなみに私はブロークン・フィストに関しては四でした。
Re:じゃ、次は (スコア:1)
amazonレビューがボロクソで逆に興味津々ですw
でも図書館にないなあ。買う気もないし…
誰か持ってないだろうか。