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日記

uruyaの日記: 宗谷丘陵ツーリング その2 6

日記 by uruya

0552 翌朝は青空
2100ごろ就寝、0500自然に起床。夜中まで断続的に強い雨がふったりやんだりしていたが、テントを出てみるときれいな青空が広がっている。悪天候が南の湿った空気を運んできたせいか、気温もこの時期にしては高め。これはいいツーリング日和になりそうだ。

0625 エサヌカ線
0615キャンプ場を出て238号に入ると、すぐに猿払村道エサヌカ線への分岐。何度か直角に折れ曲がると、ごらんのとおりの道に出る。
どうですか、この地平線に消える直線道路。宗谷西岸の道道106号とならぶ、ライダーあこがれの道ですよ。道外ライダーが年に1度の一大行事としてフェリーに乗って訪れるこの地に、ボクちゃん2日前にピコンと思いついて来れちゃうわけ。やーいやーい。
まあ俺だって思いつきで北アに登ってみたり阿蘇を走ってみたりしたいわけであるが。地理と天候だけはいかんともしがたい。

0644 道の駅 さるふつ公園
0647 道の駅 さるふつ公園
猿払の道の駅でプチ休憩。ここもキャンプ場併設。ホタテカレーが名物で、一度食ってみたいと思いつついままで機会はない。

0656 無数の竿と釣り人
浜鬼志別あたりの海岸線には無数の竿が立っている。若干気持ち悪いくらいだw
これは秋鮭釣りの竿。肉はそのまま調理したり塩漬けにしたり。メスなら腹子をとって自家製イクラを漬けるわけ。秋の北海道の風物詩。漁業権的にはお目こぼしらしい。河口から離れていないとダメっぽいけど。

0712 宗谷丘陵へ
海岸線を離れてワインディングロードの道道へ。ここから宗谷丘陵に入る。エゾシカが道の真ん中でたたずんでいたりするので気が抜けない。

0716 ウインドファーム
無数の風力発電機が立ち並ぶウインドファーム。国内有数の発電量を誇る。なかなかの壮観だ。

0721 海だ~ジャカジャン
0727 宗谷岬
0728 よく知ってる方の宗谷岬
宗谷丘陵を突っ切って宗谷岬へ。海を見ると自動的に樋口さんがかかります。
がっかり名所の評判が高い宗谷岬だが、やっぱり国道沿いから見るとつまらん風景ですな。ただの海岸線だ。宗谷岬だけ見て宗谷丘陵に寄らずに帰る観光客が多いのもよくない。宗谷の見所は岬じゃなくて丘陵のほう。

0742 周氷河地形・1
0745 周氷河地形・2
0745 周氷河地形・3
特徴的な宗谷丘陵の周氷河地形。氷河期の姿をそのまま俯瞰することができる。もともとこのような景色だったわけではなく、山火事によって森林が消滅し、厳しい気候条件のため樹木が育たずに一面の笹原になったもの。礼文島とまったく同じ状態だ。
礼文島同様、笹原を刈り込んで植樹している場所をよくみかける。観光客としては森林よりもいまの景色の方が見ごたえがあるのだが…そういうわけにもいくまいな。

0844 ふれあいセンター
0844 川島旅館建て替え中
稚内には寄らず、稚内空港の分岐点から内陸に入る。交通量皆無の快走路が幌延まで続いている。気温も上がってきて、すばらしく快適。いやーこれは楽しい。
豊富を通りかかったので、豊富温泉に立ち寄っていく。毎年春に沿岸バスの萌えっこフリーきっぷで訪れるのを恒例にしていたが、湯治宿以外の全宿制覇しちゃったので今年は見送った。温泉よりプリンの方が有名な(笑)川島旅館は立て替え中で、更地になっている。新しくなったらまた来てみたい。

1005 雄信内駅
幌延からまた内陸道道を使って雄信内で40号に合流。
しかし車だと幹線道路を走るんだけど、二輪だと裏道を走りたくなるのはなぜだろう。不思議だ。

1024 道の駅 なかがわ
本日もソフトクリーム集中制覇。
天塩中川市街から少し南、40号沿いにある道の駅。道路をはさんで川幅の広い雄大な天塩川が流れている。駐車場も広く、周辺の見通しもよいし入りやすい。ロングドライブ・ツーリングの休憩には最適だろう。
ソフトクリームは280円。特徴はあまりないのだが、ワッフルコーンがうまかった。

1129 道の駅 びふか
40号沿いも道の駅が点在するエリア。数10kmおきに道の駅があらわれる。ここは美深市街から少し北に存在。広い駐車場があり、休憩でピットインしやすい。また、ここには美深温泉や無料水族館のチョウザメ館なども併設しており、目的地にすることも可能だ。美深はチョウザメの養殖事業を行っており、キャビアやチョウザメ料理を賞味することもできる。
ソフトクリームはご当地ソフト、アーモンドソフト。330円と少しお高めだが、アーモンドの香ばしい風味があって悪くない。

1150 美鈴食堂
275号を美深峠越えする予定なので、この先の昼食ポイントは幌加内から先になってしまう。もちろんこの季節、幌加内なら日本一早い新蕎麦を賞味することも可能だろう。でもねえ、すっごく腹が減ってたのですよ。もたない。幌加内までもたないし、蕎麦だと量的に足りないわな。
というわけで美深市内で昼食にする。市街の南端、美深中学校の向かい。いかにもな雰囲気の大衆食堂。小上がり、テーブル席、カウンターと一般的な構成。先客が5~6組くらい。家族やドライバーなど、どちらかというと地元民多めかと。
メニューを見ると、ラーメンと小どんぶりのセットがお得らしい。ジャンボ餃子定食というのにも興味をひかれた。他客がサイドでジャンボ餃子を頼んでいるのを見たが、けっこうな大きさだった。迷った結果、しょうゆ+小カレーセットを注文。
まずはラーメン。ごく一般的な食堂ラーメン、というべきか。鶏がらベースで、特徴は皆無だが安心感のある定番の味。麺も特徴は感じず、一般的な細ちぢれ中華麺。
それに対するカレーライス、これめっちゃ個性的!まず真っ黄色の外見が目を引く。昔ながらの、小麦粉を炒めたカレーに見える。しかし食感は、むかしのカレーとは異なって、野菜が煮とけたような繊維を感じる。辛いというほどでもないが、スパイシーな風味もある。今風のパキスタンカレーの黄色いバージョン…というのは言いすぎかw まあとにかく、けっこううまいのだ。
何の気なしに事前知識ほぼなしで入った大衆食堂で、思いがけずにこんな個性的なものが出てくるとうれしくなっちゃいますな。ボリューム的にも悪くないし、ジャンボ餃子みたいなちょっと気にかかるメニューもある。いやあ、この店、ちょっとした穴場かもしれない。おもしろい。

1312 道の駅 森と泉の里ほろかない
本日ラストのソフトクリーム消化道の駅。
幌加内市街と政和地区の中間地点、日帰り施設政和温泉ルオントの場所が道の駅になっている。275号幌加内-美深間は交通量が少ない路線だが、この区間道の駅はここだけとなる。駐車場はかなり狭く、やや入りにくい。ただし砂利敷きの第2駐車場やルオントの駐車場もあるので、収容台数は見た目よりあると思われる。
ここのご当地ソフトは熊笹ソフト。名物を冠するソフトとしてはお安めな270円。味はまあ抹茶ソフトとそう変わらない。抹茶が熊笹茶に変わっただけだ。多少抹茶よりえぐみがあるかな。

1501 休憩@道の駅 つるぬま
鶴沼で最終休憩。もうこのあたりまで来ると、札幌圏に帰る車の大群に飲まれてしまう。渋滞とまではいかないものの、ペースはがっくり落ちる。
当別から先は本格的な渋滞が始まってくるので、裏道を通って337号に抜けようとするが、大失敗。337号こそ大渋滞ですよ。おっかしいなあ、こんなに混む道じゃなかったんだけど。左をすり抜けていくバイクがいたので、ちゃっかり後ろについてすり抜けちゃいましたとさ。

1700 自宅着
35時間弱の旅、今回も無事故無検挙で帰宅。
御主人入院中のため画像は割愛させていただきます。

[まとめ]
走行ルート
903.0km

交通費 ガソリン代(推定30リッター)
宿泊費 200
入浴費 500+510
食費 550+99+463+870
酒代 576
ソフト 260+300+300+280+330+270
飲物等 100+100+100

合計費用 \5,808- +ガソリン代(推定4,000)

[反省点]
・1日めこそ雨模様だったが、うまく雨を避け、カッパが必要な状況にはならなかった。
・2日目は絶好の日和。走っていないと暑いほどだった。
・ツーリング大成功、と言えよう。
・よって特になし!

[感想等]
・しかしエサヌカ線の景色には圧倒される。
・地平線で地球の丸みがわかる景色が見られるのは日本では道東か道北くらいじゃないか。
・でもバイクで走ったら5分くらいなのよね。
・自転車でも走ってみたい。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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