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日記

uruyaの日記: 北海道駒ケ岳登山

日記 by uruya

0730 自宅発
前週と同様、先に宿を押さえてあった。晴れていればツーリング登山、雨なら単なる温泉旅行にする計画。ところが第三の問題が発生。「晴れてるけど寒い」
12月上旬なみの寒波到来である。最高気温ひとけたの中を片道200kmツーリングする根性はない。山間部は路面凍結の心配もある。というわけで計画はドライブ&登山に変更となった。またレンタカー代がかさむ…

1050 ようてい庵
本日の昼食は、ニセコで蕎麦を2軒はしごする予定。最初の一軒め。
5号線をはさんで道道66号の真狩側。道の駅から1km弱くらい、民家が途切れはじめるあたりに建っている。わりと見つけやすい。駐車場は店前の砂利敷きスペースで、10台くらい収容。
10時55分開店。他局がCM中にフライング開始するテレビ番組みたいな開店時間だ。10分前くらいに着いて車内待機していたら、気をきかせてくれたのか、さらに数分前にのれんがかかったので、入店。
ジャズがかかる店内。カウンターとテーブル席の構成。カウンターのはじに座り、せいろ大もりをオーダー。ほどなくして配膳。
蕎麦は太めの細切り(矛盾した表現)。歯ごたえよく、のどごしよりも噛んでたべるタイプ。うん、これはこれでよいものだ。
麺がそうであれば、つゆも当然甘めで、どっぷりと浸して食す形式。蕎麦がごつごつした食感なので、若干つゆが弱い気もするかな。もうちょいパンチが効いていた方が好みかも。
あと店の特徴としては、薬味が別に準備されていること。牛丼屋の紅生姜やラーメン屋のコショウ的に、何人かにひとつの割合で盆が置かれ、その上にねぎ、わさびなどが入った小瓶が置かれている。こういう形式ははじめて見た。
蕎麦湯もポット入りで、無造作に卓上に置かれている。ポット入り蕎麦湯は立ち食いや大衆蕎麦店でたまに見るね。そういえば水・お茶もセルフだった。
まあ普段はそんなざっかけない店の方を多く利用しているので、特に不満はないが、なんだか中途半端な印象はうけた。ニセコで手打ち蕎麦でジャズ流れてたら蕎麦湯は食べ終わるころ絶妙なタイミングでスッと出てくるんじゃないの、的な。
繰り返し言うが、特に不満はない。違和感を感じただけ。蕎麦はうまかったっす。

1115 楽一
ニセコ蕎麦屋はしご2軒め。
場所がちょっとわかりにくい。道道66号ニセコパノラマラインから、アンヌプリ国際スキー場に入る道に入ってすぐ、右側に小さく「楽一」という看板が出ている。そこに車を突っ込むと小さなスペースがあるので、適当にとめてよいらしい。5~6台入るかどうかだ。駐車スペースの脇にちょっとしたがあり、渡り廊下状になっている。門をくぐって渡っていった先に店舗がある。はじめて行ったら「ここでいいの?」と不安になること請け合い。
11時20分ころに到着、11時半開店ということなので待っていたが、OPENの表示が出たのは11時40分だった。まあ平日だしね…他に客いなかったしね…
店内はカウンターのみで10席程度だと思う。客席より待合スペースの方が広い。薄暗い店内にBGMでジャズが流れ、オサレな雰囲気だ。そういえば門の張り紙に「子供おことわり」と書いてあったな。まあそういう店。
カウンターの一番奥に座り、せいろをオーダー。大盛りはやっていないらしい。あと漏れなく「てんぷらは?」と聞かれるらしい。聞かれた。俺は蕎麦を食いに来たのでね。てんぷらを食いに来たわけじゃない。ノーサンキュー。
注文が入ってから打つらしく、しばらく待たされてせいろがやってきた。うーん、どうだろうなあ、これ…
そばが短く切れて不ぞろい。そのせいか水切りが甘く、べしゃべしゃしている。粉はいいのだろう、さすがに香りはよいが、食感がよくない。第一すすりにくい。
つゆはきりっとした好みのタイプであるが、蕎麦の残存水分が多いために薄まってくるのと、短く切れているためどっぷり漬かってしまう。
蕎麦湯は後出し、ゆで湯タイプ。あと、ひとくち大のとろろがサービスらしいのだが、俺とろろアレルギーなのでね…
正直な話、なぜここが評価されているのか、さっぱりわからなかった。開店時間にオープンしなかったことにはじまり、味、接客、店の雰囲気など徹頭徹尾疑問符がつきまくり。首をかしげながら店を後にした。
まあ俺には合わなかった、ということで。

1455 宿泊先
本日のイベントは以上。まっすぐ宿に入る。スキーリゾートと言っていいのかな。夏季は団体客などを受け入れる大箱ホテル。普段あまり使わない系の宿だが、アレをナニしてお安く泊まれるのである。
宿泊部屋こんな感じ。前週に続いて広い部屋だ。最大4人かと。最大の売りは駒ヶ岳ビュー。全体になだらかで、だからこそ山頂部の険しさが際立つ駒ヶ岳の全貌が見て取れる。

1735 夕食
夕食は時間帯を選べるが、いちばん早い17時半から。そんなに宿泊客がいるようには見えなかったが会場は満杯で、たぶん団体客が多いのだろう。そういう宿だし。すいてる時間帯を選択してよかった。
ゆでずわいがに(たぶん解凍もの)、松前漬け小鉢。なぜか刺身と煮物が後出し。それと写ってないが茶碗蒸しがある。メインはすき焼きあわび陶板焼き。デザートはぶどうと小さなケーキ。
飲むと食えなくなる俺氏、なんなく完食。ボリュームはちょっと少なめかな?内容はまあ値段なりかと。

0711 朝食ビュッフェ
2300ごろ就寝、0530スマホアラームでいったん起床。朝風呂…はいいや。どうせ大した湯じゃないし。二度寝して0630に再度起床。
朝食は夕食と同じ会場でビュッフェ形式。広い会場だが、団体やチャイニーズで結構な混雑だ。席を確保するのにひと苦労。ごく一般的な内容で、特に何も感想なし。ご飯の友系が充実していた印象だけ残っている。

0730 冠雪した駒ヶ岳
朝食後、部屋に戻って駒ケ岳の様子を…おおぅ、冠雪してるよ。昨日は山肌が露出していたのに。夜から雨になって朝には晴れる予報だったが、雪になるとは思わなかった。いや少しは思ってたけど、本当に雪かい。何も装備してないが、ふかふかの新雪だし問題なかろう。

0900 登山口
8時チェックアウト。すぐ近くにある登山口までまっすぐ向かう。6合目まで車で登れるのだが、5合目付近から雪道に変わった。いやあ、2輪で来なくて本当によかったw この程度の雪は問題ないけど、寒すぎて死ぬわw
6合目駐車場で準備して出発。基本的に秋山装備。寒かったらレインウェアとインナーダウンでしのぐ予定。あっ!グローブ忘れた!冷えは末端から来るので結構まずい。まあ何とかなんべえ…

0956 馬の背
0957 大沼
1003 砂原岳
駒ケ岳は現役活火山で、頻繁に噴火しており入山規制がかかっている。現在は小康状態のため馬の背まで登山可能。ここから先は立ち入り禁止。登り50分なので楽なもんだ。しかし、強風が吹いているため新雪が舞い上がって地吹雪状態だ。コンディションはかなり悪い。
眼下に望む大沼、となりにそびえる砂原岳を撮影し、大岩の風下で少し休憩したらとっとと下山開始。むちゃくちゃ寒い。

1029 下山
下り25分。いやあ、寒かった。雪は特に問題なかった。あと1~2週間ずれてたら雪山装備が必要だろうな。
往復して1時間半、歯ごたえのなさすぎる、ごく軽いトレッキングだが、今日に限ってはこの程度にしといてよかったか。

1126 道の駅しかべ間歇泉公園
駒ケ岳周辺まで来たので、最近できた道の駅によっていく。鹿部の間欠泉公園にできた道の駅。そのままだ。間欠泉は外から見えないよう囲んで有料で公開しており、俺こういう「見たかったら金払え」的な施設大嫌いなので入ったことはない。今回も入らない。
ごまソフトを消化。店員の質が悪いが、後述するようにしかたない部分はある。

1138 亀の湯
たいして汗もかいてないけど、風呂にも入っていく。道の駅の2~3軒となりにある温泉銭湯。当然ながら内湯のみ。中張性ナトリウム-塩化物泉。
鹿部温泉は湯が熱いことで有名。ちょっと足を入れてみたが、まったく無理。耐え切れない。特に上澄みは相当熱い。あわてて引き抜いたら皮膚が真っ赤になってしまった。誰もいないのをいいことに、じゃぶじゃぶ水道水を注いでガンガン湯もみ。地元のじいさんがいたら怒られるんじゃないかってくらい埋めてやった。
ちょろちょろと注ぎ込まれている源泉は50度くらいあるのかなあ。まあとんでもなく熱いことをのぞけば、なかなかいい湯だ。

1233 たらこ御膳
本当は、八雲に盛りがよい店がいくつかあるので、そこを攻めてみようと思っていたのだ。しかし道の駅の食堂をひやかしてみて、気が変わった。鹿部名物といえば、たらこ。たらこ1本がどかんと乗った、たらこ御膳というメニューに心をわしづかみにされてしまった。たらこご飯の他に日替わりの一皿がつくようだが、この日はアブラコ(アイナメ)の煮付がまるごと1尾。これで1000円ポッキリ。食っていくしかないでしょう!
最初に会計して番号札をもらう形式だが、この道の駅、オープンして間もないのである。接客担当のおばちゃんテンパるテンパる。あまりにもテンパりすぎてて笑ってしまったw 漁師町で漁師のおばちゃんがパートで働いてるんだろうから、多少もたついてもイラッとしてはいけません。生暖かい目で観察しましょうw
ちょうど昼時だったので混み合い、出てくるまでに時間がかかったが、番号を呼ばれて膳を見たら、そんなことはふっとんでしまった。うわー想像通りじゃん。スゲェうまそう!
まずはたらこを一口。うまーい!北海道でたらこといえば、虎杖浜と並んで鹿部が有名。1本まるごとは贅沢だ。
次に煮付を一口。うまーーーい!漁師のおばちゃん直伝の味!絶品!
アブラコというと、むかしよく食わされたもんだが(むかし北海道では下魚で、ホッケ、ソウハチなどと並んで格安で入手できた)、最近とんと見かけなくなった。煮付しみじみとうまい…うめえよかあちゃん…
道の駅の食堂なんて普段はほとんど使わないのだが、ここは強くお勧めしたい。地のものが食える良店だと思う。

1800 自宅着
あとは特にイベントもなく、帰路をひた走る。いったん帰宅して荷物を降ろし、レンタカーを返却して終了。中心部の店舗で借りたのは失敗だった。渋滞にはまってしまった。
びくっ!
ど、どうしました!
「びくびくっ!」
シャッター音ですかw
たまにあいぽんで撮ってみたらw

GPSトラック
移動ルート
標高グラフ
沿面距離 3.796km
累積標高 408m
所要時間 01:26:13
行動時間 01:17:42

交通費 13284-500+410+730+4311
宿泊費 8650-3500
食費 1000+972+1000
酒代 580+430
入浴費 440
飲物等 160
ソフト 350

合計費用 \28,317-

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