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日記

uruyaの日記: 屋久島トレッキング・九州2城 その8

日記 by uruya

0544 宮之浦を後に
4時半起床。
うおおおお!足が!足がああああ!
前日と同じレベルのひどい筋肉痛。だが昨日よりはましかなあ…少なくとも悪化はしていないので無事帰れそうだ。まあ今日も明日もかなり歩く予定なんだけど、徐々に回復していくだろう。
早朝出発なので宿泊費は前日に清算済み。登山じゃないけど朝食弁当を頼んであり、宿で食べてから出発。撮影し忘れたけど内容はほぼ同じだった。
3日間、何度もお世話になった宮之浦港入口バス停。なごりおしい。と思っていたら石碑に「なごりの松原」の文字が。このときはじめて気づいた。

0631 安房フェリーターミナル
0640 高速船トッピー
屋久島交通バス 0552宮之浦港入口→安房港0631 830円
てっきり宮之浦港発だと思い込んで宮之浦に宿をとった後に安房港発だと発覚した高速船がこちらになります。ちなみに安房は「あんぼう」と読む。島に渡るまで「あわ」だと思い込んでた。
翼で走るジェットフォイル船。高速航行中は船体下部の水中翼が揚力を得て海上に浮き上がる。なんと男心をくすぐる乗り物であることよ…!
ただし翼走中は危険なのでシートベルト着用が推奨、デッキはなく指定座席のみ。外から見たらかっこいいだろうなあ…

0833 佐多岬
飛行機以外の乗り物に乗ると自動的に爆睡モードに入る。
いったん目がさめたのはちょうど佐多岬を回り込んで錦江湾に入る手前。左手に開聞岳を見たあたりでふたたび意識消失。

0937 鹿児島上陸
0941 桜島
種子屋久高速船 トッピー 0700安房→鹿児島0935 8400円
鹿児島上陸!西郷どんゆかりの地を見学にいきます。
嘘です。大河見てません。冒頭で川路がうんこしてた記憶しか残っていない翔ぶが如くゆかりの地を見にいきます。

1004 西郷どん
フェリーターミナルから徒歩15分くらいだろうか。城山を背にした西郷の銅像。

1010 二の丸跡
二の丸跡は図書館になっている。

1013 鶴丸城址
鶴丸城は有事には背後の城山に立てこもることを前提にしており、城自体はいたって簡素なものだった。薩摩には外城制があり、藩全域が武装地帯であったこともあるだろう。
建物はすべて焼失、石垣などの土台のみが残る。

1014 西南戦争弾痕跡
日本史最初の近代戦争である西南戦争は、物量戦であった。圧倒的な物量で政府軍が西郷軍を制圧したのは、歴史の必然といえる(司馬文体)。
相当な銃撃戦が行われたのは想像に難くない。じっくり見ると弾痕のなかに銃砲弾のかけららしきものが見えたりする。気のせいかもしれないが、そういうことにしておいたほうが楽しい。

1016 黎明館
1016 いろいろ工事中
1022 御角櫓跡のあたり
敷地内は工事中(復元工事?)で、移動に制限があった。黎明館でスタンプだけ押して退散。

1029 私学校跡
余談であるが、私学校である。「余談であるが」と言ってみたかっただけなので、特に意味はない。
西南戦争はここの生徒が暴発するかたちで発生した。不平士族を一か所に集めればそりゃそうなる。

1034 西郷終焉の地
西郷この地で流れ弾にあたり負傷。「もうこのへんでよか」と言い介錯を受ける。
事ここに至り、生存者はあるいは自刃、あるいは投降。村田・桐野らは、なおも戦闘を続け突撃して戦死。日本古来、名のある武将は敗軍にあって「死」を演出する。ぼくのかんがえたさいきょうの死に方で後世に名を残そうとする。死を求めて突撃を敢行した彼らは文字通りの「最後の士族」だったかもしれない。

1045 洞窟
城山敗戦前に西郷らが籠もった洞窟。
西郷が何を思っていたかは研究者に考えていただければいいが、西南戦争での西郷の死によって明治政府の土台が固まったのは事実。

1106 城山展望台
1106 城山展望台
裏から回り込むかたちで城山へ登る。展望台から望む鹿児島市街。桜島が美しい。
城山は以上。

つづく。

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typodupeerror

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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