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日記

uruyaの日記: 企画きっぷで四国一周 その3

日記 by uruya

1510 はりまや橋
日本三大がっかりのうち第1位を札幌時計台と争う、はりまや橋。なるほどなるほど。わかる。
しかし、だ。ビルの真ん中にちょこんとある存在感の希薄さは、札幌時計台にはかなわないと宣言しておこうではないか。ただ「え?これだけ?」感は、はっきり言って負けた!時計台は中に入ってクラーク先生と記念写真をとれるからな…無念…

1525 坂本龍馬生誕地
とさでん伊野線 はりまや橋→桝形 200円
市電を使って坂本龍馬生誕地へ。
そりゃあ高知に来て大興奮している歴史おじさんなわけですから坂本龍馬あたりも大好物なわけですが、このくらいのビッグネームになると人気すぎて逆に引くといいますか。でも一応抑えておきます。
ここから高知城搦手を入って追手門に抜けると、ちょうどひろめ市場に出るので非常に都合がよい。

1537 御台所屋敷跡
1542 梅園
1542 二の丸広場
搦手から二の丸へ出る。
この先、多くの構造物が現存。もっとも保存状態のよい城のひとつ。本丸がまるまる残っているのはここだけだとか。

1543 詰門
1544 本丸
1545 鉄門
すべて現存、重要文化財。

1548 欄間展示
1549 欄間・1
1549 欄間・2
納戸蔵にて欄間の展示。透かし彫りが見事。

1550 狭間
1552 石落とし
1554 破風
城内構造物。

1555 天守からの景色・1
1555 天守からの景色・2
1556 天守からの景色・3
1556 天守からの景色・4
天守からは高知市内が一望。
1枚目が桂浜方面だと思うけど、筆山にはばまれて海は見えないですな。

1559 捕鯨ジオラマ
多聞櫓内にて展示されていた捕鯨のジオラマ。
なかなかダイナミックだったので記念に撮影しておきました。

1608 追手門
こちらも現存重要文化財である。
いやあ、本当に現存物が多い。これは貴重だ。

1611 山内容堂生誕地
追手門を出てすぐの位置。
前回の日記で山内氏をボロクソに書いたけど、山内容堂という人物は嫌いじゃない。司馬遼に『酔って候』という中編があってですね。根底の感情としてある佐幕と、勤王思想のあいだで揺れ動いたあげく、結局は何もなすことができなかった山内容堂を描いているわけですが、締めくくりに詩人としても高名だった容堂の雅号・鯨海酔侯の漢詩が引用されるわけです。
きのうは橋南に飲み
きょうは橋北に酔う
酒あり 飲むべし われ酔うべし
(中略)
快なるかな 痛飲放恣をきわむ
たれか言う 君子は徳をおさむと
世上解さず 酔人の意
(後略)
小説としてはこれ、理想の実現かなわなかった男が酒に溺れ世間から韜晦しているように読むべきで、自分も若いころはそのように読んだわけですが。
いやいやいや。これ酒飲みが酒うめえ、って言ってるだけですから笑 今ならわかる笑
山内容堂、一介の酒飲み詩人として嫌いじゃない笑 幕末の吉田類 笑

1612 ひろめ市場
1624 かつおのたたき
というわけで容堂公に習い、ひろめ市場へ。高知の昼飲みの聖地である。市場内がフードコートのようになっており、ダメな大人たちが昼から酒を喰らっている。
高知なのでここはやはり、かつおのたたきでありましょう。かつおの旬は戻り鰹だし、まだ初鰹の時期でもないので完全に旬をはずしているが、これがすごくうまかった。いままでかつおはしょうが醤油で食べていたが、それが間違いだった。にんにくスライスとポン酢がいちばんうまい食べ方だ。今度からそうしよう。
ほかにも高知名物のクジラやウツボなどがあったが、非常にのどが乾いていて、めずらしくビール大ジョッキを飲んじゃったので腹が膨れてノックアウト。あと焼酎1杯頼んだだけで退散。
フードコート形式だとどうしても割高になるしね。

1649 武市半平太殉死の地
ひろめ市場を南東に出てすぐの位置に、武市半平太が腹を十文字にかっさばいて果てた地の碑がある。
これを撮影したときは、ある程度酔っ払っている。ちなみにこれを書いているときも、ある程度酔っ払っている。
武市先生すみません。先生が憂いた日本の150年後は、こんなダメな大人であふれています。
フヒヒw サーセンwww

和歌山→徳島 航行ルート

2日め
交通費 2000+210+7660+200
宿泊費 (6700-1500)
食費 850
酒代 800+900+400+355
その他 420

合計費用 \18,995-

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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