uruyaの日記： 仙台近郊区間トラベルミステリー その2

0447 朝食
朝食後付けするはずだったんだけどなあ。
飛行機が遅れたおかげでコンビニメシになってしまった。毎回このセット。
この日は行程上昼食ポイントがないので、昼食もコンビニ調達したパン類を車内で食っていく。さすがに、ちとわびしい。

0531 宮城野通駅
0538 仙台市地下鉄1日乗車券
仙台市地下鉄1日乗車券 620円
昨日やり残した地下鉄制覇を、まず朝活で。
私鉄乗り潰しをやる気なんかさらさらなくて、ましてや地下鉄なんざ景色がないぶん退屈きわまるので、まったくもって眼中にない。しかし「首都圏や近畿圏をやるつもりはなくても、東北くらいなら乗れるんじゃね？それに、どうせメシ食いに泉中央まで行くし」という論理。仙台地下鉄は札幌地下鉄くらいの小さな規模だというのもある。
これを前日に片付けておくつもりだったのだが、飛行機が遅れちゃったものは仕方ないので、朝と夕方に分割してこなすことにした。

0601 荒井駅
0637 八木山動物公園駅
0638 なんぞこれ
仙台市地下鉄東西線 0549宮城野通→0601荒井0610→0635八木山動物公園0646→仙台0658
うへー、やっぱり退屈。
淡々とこなし、いい時間になったので朝活終了。

0746 利府駅
JR東北本線(利府支線) 原ノ町発利府行 普通 0728仙台→利府0745 242円
続いて本日の行程に入る。まず東北本線利府支線。
土曜日の朝なのに意外に乗客がいるなあ、と思っていたら、新利府駅で大勢下車していた。新利府には新幹線車両基地があるので、通勤電車なんですな。土曜も出勤か。まあ整備に土日は関係ないわな。

0748 近距離きっぷ
利府→仙台近距離きっぷ 240円
利府で仙台までの近距離きっぷを購入。suicaエリアなのにきっぷを購入した理由は鉄分を含む方には自明でございましょう。

0759 岩切駅
0848 小牛田駅
1116 新庄駅
1248 羽前千歳駅
JR東北本線(利府支線) 利府発原ノ町行 普通 0750利府→岩切0756
JR東北本線 仙台発一ノ関行 普通 0810岩切→子牛田0847
JR陸羽東線 小牛田発新庄行 普通 0907子牛田→新庄1110
JR奥羽本線 新庄発山形行 普通 1140新庄→羽前千歳1245
JR仙山線 山形発仙台行 普通 1304羽前千歳→仙台1416
はい、大回りでございます。
仙台の大都市近郊区間は北部と南部に大きく区切られていると思うけど、このルートは北西ひと回りコース。
羽前千歳は無人駅なのに降りられるのか？と思い調べてみたところ、乗り換え目的であれば一時出場扱いになり、途中下車にはならないらしい。まあそりゃそうだ。そこで下車扱いにされたら最短ルートのきっぷでも乗り換えが不可能になる。
実際には羽前千歳駅では、きっぷをまったく確認しない。かなり混んでたし、ちょうど乗り換えに適した時間だったので、乗り換える前提になっているみたい。
仙台駅で出場する時はきっちり時間制限で自動改札をはじかれた。有人改札に無言できっぷを出したが、特に何も聞かれなかった。

1441 富沢駅
仙台市地下鉄南北線 仙台→富沢→仙台
最後の地下鉄区間を潰しておく。
この時間で牛タン食うつもりだったんだけどなあ。

1654 石巻駅
JR仙石線 あおば通発石巻行 普通 1521仙台→石巻1651 858円
石巻まで行くなら、いまは快速が走っている仙石東北ラインのほうが断然便利なのだが、未乗区間があるので仙石線を利用。地元民が使う路線なので、仙台に近い区間は混んでいるが、徐々にすいてきて、塩釜以降はガラガラになる。
前回は松島海岸〜矢本間が代行バスだった。着実に復興してますかね。車窓からだと、震災の跡はほとんど見えなかった。

1657 藤の屋
ご当地焼きそば第2弾、石巻焼きそば。
特徴は、調理前の麺が茶色いことだそうだ。中力粉を使った中華麺を2度蒸しすると、麺が茶色くなるらしい。これを調べて合点がいったのは、前日食った麻婆焼きそば。あの茶色くて歯ごたえの強い麺は、石巻焼きそばと同じ製法だったに違いない。
もともと石巻周辺にあった焼きそば麺を、B級グルメというかたちで定着させたものが現在の石巻焼きそばで、目玉焼きを乗せるのがレギュレーションとのこと。
向かったのは石巻駅からまっすぐ3〜4分ほど歩いた位置にある、大衆食堂。外観からしてざっくばらんな雰囲気である。17時ちょうどくらいに入店すると、大将はテーブルで新聞を読んでいて、お姉さんは編み物をしていた。まあそういう、気取らない店である。
定食、そば・うどん、ラーメン、丼ものなど、ザ・大衆食堂のメニュー構成であるが、やはり焼きそばは推しメニューのようだ。トッピングに肉・玉子・野菜があり、組み合わせで7通り。全部入りが特製焼きそば。特製をオーダー。
びんビールも注文して飲みながら待っていると、5分ほどで特製焼きそば提供。
一見しっかり味がついていそうだが、これは調理前の麺が茶色いためで、薄味である。少しソースを後がけするくらいでちょうどよい。
麻婆焼きそばはかなりの歯ごたえだったけど、こちらは適度にコシとやわらかさがある。太さも一般的な焼きそばと同等だし、完全に同じ麺ではない。
少々甘めのソースで、紅生姜との相性がよかった。それと、半熟目玉の黄身にからんだ麺が、またいい。
しかしまあ、ソース焼きそばはどこまで行ってもソース焼きそばであるなあ、という感はある。うまかったけどね。

1726 宿泊先
1736 宿泊部屋
1744 ほぼ満月
宿泊先は駅から徒歩6〜7分くらいの距離。周辺に3件ホテルが並んでいて、ななめ向かいは工事関係者が長期逗留するようなホテル。向かいに同系列のビジネスホテル。ここは結婚式場や会議場などを兼ねる、地方都市によくある形態。
館内レストランも和洋中揃っており、使い勝手はよろしいと思う。部屋も広くて清潔。コンビニは向かいのビジネスホテル1階にミニストップが入っている。
残念なのは宿泊プランに強制的に朝食がセットになっていることですな。早朝出発することが多いので、朝食込みはできるだけ避けて必要なときだけ後付けするのだが、ここが一番よさげな宿だったのだ。
朝食の評判がよく、うまいらしいので余計にくやしい。どうせなら食いたかった。が、行程優先。
この日はほぼ満月で、夜景が美しかった。

2日め
交通費 620+242+240+858
宿泊費 (7590-500)
食費 358+1200+931

合計費用 \11,539-