uruyaの日記: 南阿蘇・奄美大島・喜界島 6/7 4
06:34 朝食ビュッフェ
3泊めの朝食。
この日は洋食よりでナポリタンやミニハンバーグなどがあった。ご当地ものとしては、もずく天。
ほんと連泊でも飽きさせない内容でした。いいホテルだ。
朝カレーがあるともっとよかったかな。
08:00 奄美空港
09:03 搭乗便
この日は奄美から喜界に飛びます。
機材は南西諸島おなじみのATR42-600。
09:46 喜界空港
JAL3831便 0925奄美→喜界0945 -円
喜界島に到着。
実際に飛んでいる時間は、ほんの10分程度。国内航路で2番目に短い。
ちなみに最短は南大東-北大東間。うーん、乗ってみたい。
10:38 平家上陸の地
さっそく車を借りて回りはじめる。
時間はたっぷりあるので地元のジジババ車と同じくらいの、のんびりスピード。
まず北端にあるトンビ崎方面へ。
ここも壇ノ浦から流れ着いた平氏の伝説がある場所。
10:44 トンビ崎灯台
ちょっとだけ内部に入ると小高い位置に灯台が建っている。
これを撮影して車に戻るあいだ、細長い小動物が畑から畑へ、道路を横断するのを目撃した。
マングースかな?と思ったが、喜界島にはハブがいないのでマングースも移入されず、かわりにニホンイタチが外来種として問題になっているらしい。
姿からしてイタチで間違いないかと。
10:51 トンビ崎
ここらへんが北端の海岸。
奄美と違って、喜界島は典型的な隆起珊瑚礁。海岸線は一面琉球石灰岩で、なんなら珊瑚の形がそのまま残っている。
11:17 平家盛
いったん一周を切り上げて内陸部へ。
平家の物見があったという場所に寄ってみた。
高台へ続く階段があるので登ってみたが、樹木が生い茂って展望はなかった。
11:29 震洋格納壕跡
続いて震洋格納庫跡へ。
戦争末期の日本軍は気が狂っているので、神風とか回天とか頭がおかしいとしか思えないことをやらかしてるわけだが、震洋もその仲間。
ペラペラのボートに火薬満載して突っ込ませようという。ほんと頭おかしい。
幸い、ここに配備された部隊は実働には至らなかった。
11:35 巨大ソテツ
前半戦ラストに巨大ソテツというのを見てみたが…ああ、折れてますな、こりゃ。
樹高6メートルあったらしいが、見る影もない。
形あるものは必ず壊れ、生あるものは必ず死ぬ。諸行無常。南無。
12:23 カラアゲ定食
食えるときに食っとかないと食いそびれる。
2日前に得た教訓に従って中心部の食堂へ。
店に入るといきなり「時間かかります」と言われ、別にいいっすよ、と答えたところ微妙な表情をしながら案内された。
そのあと来た2人は有無を言わさず「いま入れません」と断っており、どうもおそらく、島民しか入れたくない模様。
オレが渋々通されたのは1人客だからだろう。
まあ確かに30分ほど待たされたが、それほど長くもない。
唐揚げ定食をオーダーしたが、メシの盛りがいい。1合以上ある。野菜も山盛り。
唐揚げはまあ普通。あとイカの刺身がついていた。アオリイカかな。
いい食堂だと思うが、なにせ島民しか入れたくないみたいだから、おすすめはできないな。
12:53 巨大ガジュマル
午後の部再開。
巨大ガジュマル。こちらは健在だった。
おごそかな雰囲気で悪くないっすな。巨木に神秘性を感じるのは人類のDNAに刷り込まれてるのかもしれん。
13:06 浦原の滝
集落の奥にある滝。これ見つけるの苦労した。
喜界島には川がなく、水は地下を流れている。これはその露頭ですな。
水利は溜池と、地下川から取水する地下ダムによる。
地下ダムは見学したかったんだけど、見学開放は平日のみだった。この日は祝日。残念。
13:20 喜界島最高地点
13:22 阿伝集落
13:23 花良治集落
隆起珊瑚礁で成り立つ島だが、何層かの段丘ができていて、島の中央は小高くなっている。
珊瑚棚が隆起し、その海岸にまた珊瑚棚が形成され、というのを繰り返し、今の海岸線は3世代めとのこと。
珊瑚棚なので登ってしまえば上部は平坦。
最も高い位置で標高214メートル。いまも1年で2ミリ隆起しているらしいので、500年ごとに1メートル高くなる計算。
13:24 レーダー基地遺構
最高点には旧日本軍のレーダー基地があったらしい。
何も説明はなかったが、これはその遺構じゃないかな。
13:34 東南岸@百之台公園
13:34 東北岸@百之台公園
丘の北側にある展望公園。眼下に広がっている畑は、だいたいサトウキビだ。
まだ細かいスポットはあるけど、こんなもんかな。例のキャンプ地・ムチャカナ公園とかもあるけど、まあ普通に公園だろうし。
14:02 スギラビーチ
島1周を完了させ、空港の裏にある臨海公園へ。滑走路に並行してゴルフ場と公園が整備されている。
公園の奥にあるビーチでは、シュノーケリングをしている人がいた。
11月に海に入れるんだから、南国ですなあ。
14:16 ヤモリ
しばらく海を眺めたあと車に戻ったら、ちょろちょろと動くものが。
おおう、これはヤモリでは?飼育個体以外では、はじめて見たかもしれん。ブラキストン線の向こうにはいないからな。
オレ爬虫類平気だしトカゲ系好きだけど、動きがちょっとキモい笑
14:28 滑走路ビュー
14時をめどに空港まで戻ってきた理由がこれ。鹿児島からの便が14時40分着。着陸が10分前くらいになるだろうから。
空港裏に公園があり、そこに入る道路が滑走路のキワキワを通っているのである。滑走路の端にいれば頭の上を飛んで来るのでは。
風向きをみて西側にいたが、侵入してきた飛行機は、まさかの西向き運用。風を見誤ったか…
折り返し便は東向き運用だったので、微妙だったんだと思う。残念。
15:01 シングルルーム
15:28 宿泊先
スーパーで買い物をして、いったんチェックイン。その後レンタカーを返却。
日祝はスタンドが開いていないということで、距離ベースでガソリン代清算。22円/kmという高レートで清算され、ぐぬぬ…となる。
15km/L、190円/Lで計算したら13円/kmだぞ。カーシェアの距離料金でも16円/kmだ。というか96kmは走りすぎか。島2周ぶん。
宿泊先は、島唯一OTAに対応しているホテル。ほかに小さいビジホや一棟貸しなどもあるが、電話予約でしょうな。
あとあれだ、例の、毛布をパクった宿だな。
年季は入ってるけど、部屋はきちんと清掃されている。わりと広めで快適。
大浴場があるが、頑張って5人かな。3人も入れば狭く感じると思う。あと22時までで、朝は入れない。朝風呂派はユニットバス使用だ。
16:27 部屋飲み
すべての予定を終了、あとはゆっくり部屋飲み。
喜界の酒造がホテルのすぐそばにあるが、そこの黒糖焼酎の飲み比べセットを買ってきた。
昼メシの量が多かったので、つまみはチーズのみ。
豆は名前に釣られて笑 ほとんどお持ち帰り。
6日め
レンタカー 4400
ガソリン 5601+2112
宿泊費 (5700-1000)
食費 1100
酒代 1853
合計費用 \19,766-
ヤモリ (スコア:0)
ヤモリかわいいですね。
こちら(東京)では夜しか見かけないのですが、昼間でも動き回っているのですね。
Re:ヤモリ (スコア:2)
自分も、こいつめっちゃ夜行性のはず…?なんでいま?ってなりましたわ。
目舐め見たかったなあ。
観光客非歓迎なんてあるのか。 (スコア:0)
島民限定なんてあるんですね。観光客なんて金に糸目つけずに高いものでも頼んでくれるから歓迎のような気がするけど、体力使いたくないから島民というか常連だけでいいや、みたいなことかな。
南の島、いずれ一通り回ろうと思っているので、そういうところもあるんだと思っておきます。
Re:観光客非歓迎なんてあるのか。 (スコア:2)
コロナを引きずってるんだと思いますよ。
もう少ないけど、田舎に行くと露骨に地元民以外お断りのところ多かったし。
喜界には徳洲会があるので手厚いほうだとは思いますけどね。
# 徳洲会はいろいろあるけど離島医療に貢献しているのは間違いない