ビジネスホテルチェーン「東横INN」の予約サイトのセキュリティが改善された（東横INN公式ホームページのログイン方法変更に伴なう移行手続きのお願い　2016年2月18日）。従来は、名前と生年月日と電話番号を入力すればユーザーページにログインでき、予約や、予約の確認・変更・キャンセルを行うことができる仕様だった。昨夏、IPAの「ウェブアプリケーション脆弱性関連情報届出」にタレコミ人が通報したところ、半年ほどしてサイトのリニューアルが発表され、4月17日かぎりで旧方式でのログインが廃止された。ホテルの予約情報というのは、センシティブかつ具体的被害の危険があるのだから、もうちょっとまじめに構築しておいてほしかった。とりあえず改善されてよかった。

F-15戦闘機を偵察機に改造するプロジェクトで「防衛省から契約を一方的に解除された」として東芝が国に契約金123億円の支払いを求めた裁判。3月18日の東京地裁判決は「システムは必要な性能を満たしていない」との判断で東芝の請求を棄却（時事の記事）。それどころか逆に、「契約解除の責任は東芝にある」として、12億3700万円を東芝が国に支払うことになった（毎日の記事）。
機体下に偵察用の赤外線カメラやレーダーを付け、画像データを地上に送信して分析する装置の開発・製造を、2008年に東芝が受注。しかし開発が遅れて納期が延びたため、防衛省が2011年2月に契約を解除したという。

グーグル検索で三菱電機のTVについて調べようとしたところ、トップに表示されたのは三菱電機でも価格.comでもなく「www.comcadiz.es」というサイトだった。ただしタイトルは「三菱電機 液晶テレビ REAL」（スクリーンショット）。
クリックすると、「edengz.com」という、見るからに利用しちゃだめな感じのサイトにリダイレクトされてしまう。
なにか画期的なSEO手法でも開発されたのだろうか？

海上自衛隊の救難飛行艇US-2が高知県の足摺岬沖で訓練中に高波を受けた。読売の記事によるとエンジン4基のうち1基が脱落、フロートも破損した。日テレの空撮映像では、機首を海に突っ込んで機体が逆立ちしている状態。乗員19人は全員が救命ボートで脱出、近くを航行中の船に救助されたという。

ユーザーの死後、ライフログの消去を代行してくれる遺言サービス「ラストメッセージ」が、3月1日、サービスイン1周年を目前に突然終了した（やじうまWatch）。
「目標のユーザー獲得数に届かず事業化のメドが立たなかった」と運営側のブログは説明。
その後、サービス終了に至った経緯を取材した記事によると「うるう年にからむと思われるシステム上のエラーが発生したことが直接の原因だという。エラーを修復するにも、システム開発を依頼した会社がすでに倒産していたため、打つ手がなくなり、サービス終了に踏み切った」とのこと。登録ユーザーはわずか200人だったという。

毎日新聞などによると、和歌山大学で開発が進められてきた「農業用パワーアシストスーツ」に実用化のめどがつき、大学発ベンチャー企業を設立、2016年秋の発売をめざすという。（記事には動画も）
重い収穫物の運搬、中腰での収穫作業などの場面で作業者をサポート。農家の人手不足解消を目的に開発されたが、介護にも応用できるという。

NHKニュースによると、日本政府は長時間労働の抑制などを目的とした働き方改革の実現に向けて模範を示すことにした。7月と8月、すべての府省庁で勤務開始時間を1〜2時間早めて、夕方には会議を設定せず、残業を抑制するという。
ただし共同通信によると「強制はせず、業務の繁忙が見込まれる場合などは対象から外す」とのことなので、実際の効果がどうなるかは不明だ。
タレコミ人としては、記者から質問のあったサマータイム案について「メリットが乏しい。標準時を一律に変更することは現時点では慎重な検討が必要」との回答があったのでホッとしている（ただしその説明が「国土が南北に広がっているから」なので、官房長官の論理的思考能力への不安は増した）。

ケータイ版ツイッター「twtr.jp」のリニューアルのお知らせが出た。
3月25日にリニューアルして、以下の機能が使えなくなるとのこと。

• メールでツイート
• 画像のツイート（フォト蔵での写真ツイートを含む）
• 携帯メールアドレスへのメール通知
• かんたんログイン
• アカウントの削除

いま自分は旧ウィルコムの端末から「フォト蔵」経由のメールでの画像ツイートを多用しており、今後どうしたらいいかちょっとわからない状態。どうしよう。

大学生協長年の夢！「単位」を売ってほしいという組合員さんの熱望にようやくお応えできる日がやってまいりました！
レジを通すと「単位」で印字される
年末に湯島天神で「単位取得祈願」をしてもらいました！！
1/13〜23限定販売とのこと。

かつて気象庁が全国に設置した「無線ロボット雨量観測所」（2010年までにすべて廃止）で使用されていた電池が放置され、周辺土壌が高濃度の水銀で汚染されている場所が多数あることがわかってきた。
1952年から1985年ごろまで、電源に「空気湿電池」を使用。1998年の東奥日報には「陽極の粉と陰極の粉をまぜ、水を加えて作る。かなりかさばるため、現地で作った。雨量測定用と送信用それぞれの電池計12個を作るため、沢から両手にバケツを下げ、2往復して水を運んだ」とある。紀伊民報は「職員が年に１回、電池を交換していたが、使用済み電池を放置していた可能性がある」と説明。
時事によると、12月26日までに確認されたのは35道府県91地点で計2462個。今後、土壌の入れ替えなどの対処を行うという。