vishaの日記: 軍 1
日記 by
visha
「軍は国民のために闘うのではなく、自身の存在証明のために闘うのだ」と言ったのは誰だったっけな。そういうものだろうと思うよ。だから軍が窮地において国民を救うことはないだろうな、とも思う。国民が「軍が我々を守ってくれている」と思えるのは、軍が自分たちから遠くはなれたどこかで活動している間であって、自分のまわりでその力をあらわに活動を始めれば、危機感と恐怖を感じるであろうことは想像に難くない。
そういう意味では、軍は、国民を守るための機能を持つのではなくて、「国」という無形の何かを国民に守らせるための強制力をその機能とするんじゃないかなぁ。
うんうん (スコア:1)
確かに、人民を解放しないで人権弾圧を続ける政府(正確には政党らしい)
の持つ軍隊が「人民解放軍」という名前だったりしますし。
基本的に軍隊は警察と同様、体制の犬として動くべく訓練されているわけです。
その存在する目的は個々の国民を守るというよりは、国家体制を守るための組織でしょう。
もっとも軍隊は実力があるのでタマにシビリアンコントロールを外れてクーデターを起こしたりしますけど。
米国なんかだと、軍隊への信頼感は政治家なんかよりよほど大きいと聞きます。州軍とかは、大規模災害が起きた時には
災害復旧と治安維持のために召集されて出てきますから、そのへんが評価されるんでしょうね。
ロシアでも国内軍、例えば民間防衛・非常事態・自然災害処理省 [free100.tv]の
民間防衛軍 [wikipedia.org]なんかは、ホントに国民に頼られてます。
まぁ、これらは戦う相手がそもそも違うんですけど。
実のところ日本軍にも最初は「軍人さんなら国民を守ってくれるし腐敗も無いだろう」という信頼があったのでしょう。
しかし、官僚的でメンツにこだわる硬直した組織で大失態を幾つもやらかした挙句に、負け始めると評価は地に落ちた。
沖縄戦での旧日本軍の振る舞いは、確かに国民を守っているとはとても言えなかったと聞きます。
(沖縄自体、硫黄島なんかと同じく、本土決戦のための時間稼ぎに用意された「捨て駒」の扱いでしたが)
やはり、軍隊は精強でピカピカに磨き上げられて統率の取れている時が(抑止力となって)
一番役に立っているのでしょう。結局、周囲にナメられたらおしまいなんですね。