先週変わったときは暫くして元に戻ったが、今回も一時的なものだと良いが……

Einstein@Home のニュース Exciting news: Gravitational Waves detected! より翻訳。

初の直接重力波観測の興奮を我々は分かち合いたい！
これは Advanced LIGO 検出器の稼働が開始する直前、2015年9月14日の出来ごとだ。
この波は地球から 13 億光年離れたところで、ブラックホール連星が一つへと合体するときに発生した現象だ。
天文学の単位で言うと 410 メガパーセク、観測可能な宇宙の約 10 %の道のりだ。

同時に驚け：これはブラックホール連星の初観測でもある。
実際ブラックホールは黒いので、光や電磁的な放射なく、これが奴らを見るたった一つの方法だ。

で Einstein@Home はこのことにおいて何らかの役割を果たしたか？　答えは No だ。
そのシグナルはたった 1/4 秒しか続かなかった。
これは Einstein@Home が探索していた継続的な波の信号ではない。
しかし 1 月半ばに終わった継続観測以来、我々は継続的重力波探索のための新しい低周波数全天サーチを開始するためのデータを準備している。
我々は今、Einstein@Home でこれを開始しようとしている。
そんなわけで、汝らコンピュータをサインアップしスリープ・モードを解除してくれちょ！
来月には、我々は継続重力波全天サーチの周波数レンジを拡大し、興味深いポイントに狙いを定める。
幅広い連星ブラックホール合体探索を実行するために、ギアアップを行っているところだ。

Bruce Allen
Director, Einstein@Home

SETI@Home と一緒に Einstein@Home もずーっとやってたけど、すっかりパルサー探索プロジェクトになってたんだよねえ Einstein@Home。
しかし頻度の多いイベントを検出する KAGRA が見つけると思ってたら、劇的イベント発生で LIGO に先を越されたか（？）。

先月、15番目となる平面充填五角形が発見されていたようだ。ソース
リンク先に図形のイラストがあるが、中々変な形をしている。

14番目が発見されたのは1985年であり、30年ぶりの快挙となる。平面充填五角形一覧