von_yosukeyanの日記: 非国有化リスク 4
前にダメ銀行のダメっぷりについて書いてみたんですが、これ以前にもBTMのことについてあんまり書いてきてなかったので、消極的BTM推奨のように思われている節が若干あるようなんですが、実際のところそういう訳でもないのでBTM・・・というかMTFGについてちょろっと書いてみたいと思います
MTFGは、中核銀行としてBTM以外に、信託銀行部門のMTBC、投資銀行部門のM菱証券、あとほとんどどうでもいい存在として忘れかけられてるんですけどカルフォルニア州にUBOCという資金量300億ドル程度の商業銀行があって、クレジットカード部門としてはDCがあったりします
そういう意味で、他のメガバンクと変わらないくらいに総合金融グループの体裁は整っているわけなんですが、相対的には他のダメバンクと比べて良いものの内実はたいしたことはないです
まず、BTMからみていくと、BTMは旧BOTを吸収したという意味で国際部門が強いように見えますが、実際のところはそうではありません。吸収後にかなりの人材が外資系に流出したりベンチャーを設立して逃げてしまっているので、あんまり外国為替専門銀行時代のような栄光が国際部門に残っているという訳ではなかったりします。また、BTMの国際系システムに関しては何度も取り上げているように、システム開発が遅れ気味で国際CMSなんかだとライバル邦銀や外資系銀行に取られまくってるのが現状です
BTMがなぜ他のダメバンクと比べて相対的に財務体質がよいかというと、単純に組織が旧態然としすぎていてバブル期の業態拡大に追いつけなかったというヘタレな事情があったりします。もちろん、以前取り上げた旧ケチ友銀行の組織をパクった、という意味ではM菱も同じなんですが、組織を変えても何も出来なかった・・・という訳のわからなさがある訳で。
それから考えると、BTMはいい意味でも悪い意味でも旧態然とした財閥系銀行の域から現在も抜け出せない状況が続いているわけで、収益性というのは将来的に先細って行くのではないかという重大な懸念があります。アメリカの例に喩えてみると、BTMは合併により恐竜化したJPモルガン・チェースや、リージョナルバンク化を志向したバンカメやウェルズ・ファーゴに対するBONYのようなもんで、業態を縮小させながらも、確実な収益源に集中しながらこじんまりとやっていくのが最も適当なんじゃないかと思ったりします
えーっと、あとMTBCなんですが、STBと並んで金持ち専門銀行化してるところはあるんですが、STBと異なるのは収益的に信託勘定の規模が大きくないというところです。実は、MTBCの利益を稼ぎ出してるのはほとんど銀行勘定で、単なる預金量10兆円程度の普通銀行といっても差し支えなかったりします。
DCは、銀行系カードとしてはかなりDQNですね。狸&河童のCMはアレとしても、DQN専用カード会社って感じで同じDQNカード会社のUCと比べても、「UCとDC、ゴールドカード貰うならどっちがいい」と言われたらもちろんM井ケチ友がいいと答える人大半でしょう(ゲラ それは冗談としても、ブランドイメージらしきものがないといえばそうですし、UCのようにシェアがある訳でもなく、UFJのようにJCBという国内最大ブランドがバックにあるという訳でもないですから、いろんな意味でDQNですね
で、M菱証券ですが、こりゃDCを上回るDQNの巣窟です。ベースがDQNの代名詞うんこ臭い証券ですから、相当なDQNです。いや、これ以上何も言う事はありません
で、企業集団として親密企業とのからみを言うと、純血主義的で閉鎖的なM菱グループの中でも、なぜか肝心の金融系グループと不仲であるという点があります。特に証券部門では、長い間M菱の親密企業であった日光グループがM菱から離脱してしまって、というよりもM菱がM菱証券をでっち上げて、日光のNSSBから人材を引き抜くという暴挙に出てからあんまりしっくりといっていません。というか、戦争状態です。そこまでしてできたM菱証券が、泣かず飛ばず食えずの三拍子揃ったダメっぷりを晒している訳ですから、何か根本的に間違っているような気がしなくもない今日この頃です。で、損保のマリーンとの仲は元々悪いとしても、生保の明治は安田系の安田生命と合併が決定してしまった関係で全然アレだったりします
で、仮にですが前述のダメバンク3行が仮に国有化された場合、どうなるんでしょうか? 丁度、M井ケチ友系列の某ゼネコンが数年前に破綻して会社更生法下で再建を果たしたのですが、銀行や取引先からの差膿放棄やら資金援助やらで借金ゼロ企業に戻って、収益改善のために大ダンピングをやらかして、またまたゼネコン業界の需給関係を悪化させる原因になっています。ゼネコンと銀行は、ある意味で過剰供給状態であると言っても過言ではないのですが、他のダメ銀行が国有化された場合に、最も被害を受ける可能性があるのが、公的資金で武装した元ダメ銀行と戦うハメになるMTBCではないかと思うのです
そういう訳で、BTMもたいしたことないと思ってるんですが、最大のダメっぷりは、財務とか格付けとか、ブランドとか、イメージとかそういうのは関係なしに、スラド的にはオンラインバンキングがIE専用って辞典でダメダメだと思いまつ
給与振込先です。 (スコア:1)
- Ryuzi Kambe -
萌えないなあ (スコア:1)
ATM手数料だけが目的なら他社でもかまわないわけだし。
それ以上に萌えないワンズプラス。 あの内容では新規顧客を呼び込むのは難しいだろうね。既存のSMBCメイン客にはちょっとしたサービスだけど。
みずほもなんか出したんだっけ、まあ、内容をチェックする気すら起こらないし、スレが立たないほど世間も無関心のようだ。
というわけで、オールワンをホールド。
他人はは素直に郵貯を薦めている。
Re:萌えないなあ (スコア:1)
というか、優遇サービス比較してみても、なんつーか個人客がそんなにT/C手数料割引されても嬉しい訳じゃないし、スズメの涙みたいな普通預金金利が誤差くらい上がっても全然嬉しくない訳で
自行ATMの利用手数料を上げるのは経営的には結構なことだと思うんですが、優遇サービスで自行ATMとかコンビニATM利用手数料を優遇するのって結構おいしいですし、振り込み手数料を思い切って自行内なら50円とかにしてみてもいいんじゃないかなぁと。さすがに0円だとちょっとアレなんですけど、50円くらいだったらネットバンクとそれほど代わらないし、実際振込みを行うことなんて月に何度もある訳じゃないので、それくらいしても手数料収入が打撃を受けることもないんじゃないかなぁと思ったり(いや、実際は知らんけど)
どっちにしても、今のところのダメバンク三兄弟とBTMの優遇サービスの敵は、「4行+郵貯に口座を持ってどれもメインにしない」って客層だと思ったり。
Netscape のひとに聞いた 金融機関のブラウザ対応の話 (スコア:1)
のポップアップ許可リストに btm.co.jp が
あらかじめ設定されているのは東京三菱
ダイレクトのためだったような。
- Ryuzi Kambe -