von_yosukeyanの日記: 初島 3
大分昔の話になるが、静岡県熱海市沖の初島という小さな島で、電力供給が途絶するという事件があった
原因は、東京電力が電力供給に使用している海底ケーブルが海中で切断したためで、ニュースやワイドショーでも大きく取り上げられた。ケーブルは、補強のために太い鉄心が巻かれており、一般的に自然現象による切断が考えられなかったため、当初は何らかの人為的な切断であることが考えられた
昨日、切断原因は海水による腐食で切断されたと発表された。当初、東京電力や法執行機関は異例の体制で原因の調査・捜査を行っていたが、どうも腑に落ちなかった
この初島という島には、初島クラブという超豪華なリゾートホテルがある。「クラブ」と名がつくことからもわかるように、会員制のホテルでスイートルームの使用にはオーナー以外は基本的に利用できないなどの制限があるそうだ。実は、ペルーのフジモリ大統領が来日したときに、当時の橋本総理と会見した場所がここで、総理は直前の休暇でこの島を訪れていたという
これくらいでは、何らかの政治的な意図が介在した事件に発展するようには思えないかもしれないが、この初島クラブにはさらに裏がある。実は、このホテルはご多分に漏れずバブル期に計画が立案された不良債権物件で、何回かオーナーが変わっている。
最初にこの物件の建設を依頼した企業は、建設資金を破綻した日本長期信用銀行の日比谷支店から調達していた。いわゆる頭取案件で進められたプロジェクトのようで、建設地の初島の島民にもこの会社の株式がばら撒かれたという。結局、このプロジェクトに長銀は300億円以上の融資を行ったそうだが、実際にはほとんど回収できなかったらしい
気になるのは、融資を実行した長銀日比谷支店だ。そもそも、丸の内・霞ヶ関周辺の大手銀行支店というのは、大抵訳ありの支店だ。例えば、旧富士銀行小舟町支店(現みずほ銀行小舟町支店)という小さな支店があるが、これは旧安田銀行発祥の地であったり、旧第一勧業銀行が全国の都道府県県庁所在地に持っている支店や、旧富士銀行や旧第一勧銀の都庁支店(現みずほ銀行東京中央支店東京都庁出張所、東京都庁第二庁舎出張所、本店東京都庁公営事業出張所)などは、都道府県や特殊法人、NTTや電力会社などの公益企業の資金決済に使用される支店だったりする
以前、ボクが何度かブチ切れたみずほコーポレート銀行兜町証券営業部での事故(決済とカストディーシステム)も、元々は富士銀行兜町支店(現みずほ銀行蠣殻町支店兜町中央出張所、みずほコーポレート銀行兜町証券営業部)が、証券資金決済を独占していた時代(当時場勘銀行といわれた)の名残で、大半の資金決済が兜町証券営業部を経由しているために、一度この支店で事故が発生すると証券資金決済がほとんど停止してしまうから問題なのだ
さて、日比谷公園周辺の千代田区や中央区及び港区の一部の支店は、これらの支店とは少し違う特殊な支店が多い。例えば、旧第一勧銀京橋支店は、小池隆一事件の融資窓口となった支店として有名なのだが、支店長が役員を兼務する役員支店で、裏社会との関係を一手に引き受ける特殊な支店である
旧富士銀九段支店(現みずほ銀行九段支店)や、旧第一勧銀麹町支店(現みずほ銀行麹町東支店)は、政治家案件を取り扱う役員支店で、一種の総務部別働隊としての位置付けがあった。
頭取案件なので九段支店を経由した、とも考えられるが政治的な絡みがあるというのは考えすぎなのだろう、多分。ちなみに初島と本土の間にはフェリーが運航されていて、23分ほどで行き来ができるが、このフェリーを運航しているのは富士急系の子会社で、富士急のメーン行は旧長銀だった。まぁこれも考えすぎだし、多分切断原因も人為的である可能性は低いだろう(労力がかかりすぎ)
まぁこういう話は、胡散臭いし漏れの妄想も混じっているので、日記に書くのはよして、わいえっち師とこっそり話すのが一番なのかも知れないが…。
こんばんは (スコア:1)
ケーブル切断のニュースが銀行という切り口で読めるとは新鮮でありました。
Re:こんばんは (スコア:1)
あと、例えば某りそな銀行なんかがそうなんですが、役員が地元出身だからという理由でとんでもない僻地に支店が作られたというのもあったりします。そういえば国会(衆議院支店、参議院支店)の出来た理由って知らないなぁ…。
富士急グループの親分といえば (スコア:0)