von_yosukeyanの日記: 大手銀行と営業基盤
あしぎんがらみや一個前の日記でも触れたが、大手銀行の規模と営業区域の大小というのはあまり関係がない。列挙してみると、以下のようになる
■みずほ銀行
第一勧業銀行(全国、関東)、富士銀行(ほぼ全国、関東)、日本興業銀行(ほぼ全国)
DKBが全国展開していたために、ほぼ全国の都道府県に最低1支店ある。旧財閥の関係で、富士銀行は北海道などに支店網がある。IBJの店舗は、金融債販売拠点兼大手法人営業拠点だったために、現在はほとんどDKBおよびFBK支店に継承されている
それでも営業拠点の中心は関東である。関西拠点は確かにそれなりにあることはあるが、難波支店を筆頭に、バブル期に巨大な不良債権を築き新規営業どころではない支店が多数ある。
■みずほコーポレート銀行
支店網は、旧IBJ拠点をベースに一定の削減があった。大企業ベースでも少し使いにくい営業網である。ところで、内幸町営業部の記述は明らかに間違えであろう
■東京三菱銀行
東京銀行(関東)
三菱銀行(関東)
関東拠点銀行同士の合併で、合併後の支店統合により支店網は極端に関東に偏っている。関東以外の支店構成を見てみても、ほとんど1県に1支店という状態である
■三井住友銀行
さくら銀行(関東、関西)
住友銀行(関西)
旧さくら銀行(元太陽神戸三井銀行)は、関東と関西の合併行である太陽神戸銀行と、関東地盤の三井銀行の合併によって誕生した。これに、関西地盤だが関東にも浸透していた住友銀行が合併し、関西と関東のバランスのいい合併行となった
地方拠点はみずほほど多くないが、主要都市には拠点を置いている
■UFJ銀行
三和銀行(関西)
東海銀行(東海)
三和、東海ともに業容の拡大を目的として、バブル期に関東に積極的に進出していた。このため、UFJは関東・東海・関西のそれぞれに拠点を置く銀行となったが、規模の地位ささから密度的にはそれぞれ低いように思える
■りそな銀行
あさひ銀行(関東)
大和銀行(関西)
そもそも、大和銀行は関西でも大阪以外では極端に知名度の低い銀行であり、旧財閥系でありながら、金融激戦区である大阪では数ある地方銀行の一つくらいの位置づけに過ぎない。あさひ銀行の場合には、埼玉県を中心とした北関東一円の営業網が中心で、全国的な店舗網は極端に弱いといわざるを得ない
したがって、りそな銀行の支店網は、実際のところ都市部でも非常に限定された区域に存在するに過ぎない
大手銀行と系列化 More ログイン