von_yosukeyanの日記: 非理想的銀行による理想的な料金体系
マネーメモから、りそな銀行の新振込み料金体系 PDF注意
流通系システム屋さんにあっては、4月からの消費税内税表示化に伴うシステム変更で値切られて大変かと思うが、銀行の手数料体系としては始めての内税表示化対応料金となるのではないか
ただし、これまでも銀行の料金体系は内税表示だったので、あまり関係ないという説もあるがね
注目すべきは、インターネットバンキング経由での振り込みが行内は無料化、他行振込みの場合には100円になったことだ。これはジャパンネット銀行の168円よりもはるかに安い
ジャパンネット銀行にしても、イーバンク銀行にしても思うのだが、決済専門銀行というのは基本的には既存の銀行におけるネット決済が未整備な段階でしか競争力を有しない。Paypalも、実際にはトランザクションで稼いでいるわけではなく、預かり金をMMFやCDで運用した利益が主要な収益源となっているわけであるし
例えば、北欧の銀行のかなりの数がインターネットバンキングによる決済手数料を無料化していたりするように、結局決済ビジネスはリテール部門の顧客獲得競争の中で無料化していく方向があるのではないかと感じる
一方で、他の手数料体系を見てみると、例えばマル専手形口座開設手数料が6300円から1万円に、当座口座開設手数料が無料から1万円に、一般向けの小切手帳(50枚)の発行手数料が3倍近い2000円に値上げになっているように、業務用やリテールと縁がない分野の手数料はかなりの値上げになっている
思うに、リテールサービスでは優遇的値下げを、ホールセールでは値上げを行うというのは、復活した新生銀行の再生モデルに近いと言えなくもない。が、旧LTCBが長期信用銀行として金融債発行と法人への長期資金供給を任務とした一種投資銀行的な側面があり、リテール基盤も富裕層中心であったのに対し、フルバンキング(ブロードバンク)に近いりそなの場合こういったモデルが最適解であるかは、少し検討が必要な気がする
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