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von_yosukeyanの日記: 黒田氏の父上はトヨタ取締役なのか 2

日記 by von_yosukeyan

ってことは、三井銀行入行はコネ?(とか言ってみる

そういえば、全然関係ないけど高村薫が日経新聞に連載していた小説が、突然連載中止になって微妙に話題になっている

『新リア王』は『晴子情歌』の続き(元々は三部構成の予定)の第二部として構想され、日経朝刊文化面(一般の日刊紙ではテレビ番組欄辺り)の目玉企画として大々的に連載が開始されたが、どうもかなり急に日経側から連載の中止が要請されたようだ

『新リア王』をめぐっては、挿絵がパクリで急遽挿絵作家が変更になったりと微妙にトラブルがあったわけだが、日経側が10月31日での連載終了を要請。高村側は了承するも、10月29日分での終了を主張し同日分しか原稿を書かなかったために、日経側が原稿を勝手に分量を減らす挙に出て、法廷紛争に発展した

・・・のだが、大阪地裁に提訴した日の午後に、日経側が和解を要請し高村側が応じたために即日解決した。高村側の要求した29日の終了ではなく31日終了に応じる代りに、最終掲載原稿に『未完』という表示と『残りは新潮社から出版される予定』の文言を入れることで合意し、高村側の日経朝刊発行差し止めを求める仮処分を含む提訴を取り下げる和解を行った

問題は、日経側がなぜ突然高村の連載を中止させる決定を下したか、だ。『新リア王』のテーマは父子の関係である。しかし、扱ってる内容は地方政治だ。架空の大権力家の秘史であるが、このモデルをめぐってイロイロと憶測がある。小説の中には、田中角栄や福田、大平、中曽根、竹下と実在の歴代総理が登場したりするので完全にフィクションではない。原子力政策と(青森県の)地方政治をめぐる場面も、フィクションとノンフィクションが混在している。では、福澤家のモデルは何だろうか? 戦後日本政治に多少明るい人なら、ある程度わかると思う

こういったモデル小説は過去にも、様々なバッシングを受けた。山崎豊子の『不毛地帯』や『華麗なる一族』なんかもそうだし、伊丹十三監督の『マルサの女2』あたりもそれだ。しかし、時がたてばモデルとした権力者が権力の座を滑り落ちてしまって無問題になってしまう例もあるし(例えば『華麗なる一族』のモデルの一つとなった平和相互銀行は実質的に経営破たんして住友銀行に吸収された)、生きていても無問題になってしまう例(例えば『マルサの女2』のモデルと同一のものを扱ったものとして『監査役野崎修平』の一部がある)もある。そもそも、内容がコメディだったりして登場時にも無問題だった例(岡本喜八監督の『大誘拐』など)もある

『大誘拐』と『新リア王』の対応をわける理由になったのはよくわからんが、やっぱり内容の微妙さがアレなんじゃないかと思ったりする。どの筋から圧力が来たのか知らんし、実際に某家の圧力が原因なのかどうか知らんが

まぁこういう話は、「JR東日本がなぜ水力発電所を保有してるのか」とか「なぜ三井住友銀行は新居浜市や佐賀市に支店を置いているのか」とかなら薀蓄話で終わるのだが、「なぜうんこ銀行東京本部(旧三和銀行東京本部)は平将門公の首塚の隣にあるのか」とか「なぜ第一勧業銀行虎ノ門支店は通りを挟んで反対側に、ごく最近まで東虎ノ門支店があったのか」といった話は薀蓄を超えてしゃれにならない現実の政治的な現象とか問題に深く関わる話である。それは、まぁなんというか『レディジョーカー』とか『攻殻機動隊Stand Alone Comprex』みたいなモデル小説とかモデルアニメとはちょっと違った意味で作品化が大変な話だなぁと思う次第

#以上、漏れの妄想の産物であって実際の人物、団体とは一切関係ありません

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