von_yosukeyanの日記: 代理店
銀行の拠点には、本店、営業部、支店、出張所、代理店、派出所の6種類がある
営業部は実質的には支店と同じであるが、出張所とは支店の出張拠点であり、店舗外ATMコーナーなども正式には特別出張所である。派出所は、預金業務を取り扱わない拠点で支店の派出拠点である。税金の納入や両替など、限定された業務を行う
これに対して、代理店とは銀行本体が運営しない拠点である。出張所や代理店と同じように、ある本支店の拠点であるために母店が存在する。商法上の代理行為に近いものと考えてもほとんど同じだが、法効果的には商法の直接適用はない
代理店の運営主体は銀行以外の法人ならびに個人であるが、銀行法は代理店の運営主体を銀行の子会社に限定している。人員も、実質的には銀行を一旦退職したOBを子会社が再雇用するという形で運営している。地方銀行などを中心に、代理店は通常の支店では採算性の合わない地域への出店を行う際に安価な出店手段として活用されてきた
先ほど発表された銀行法の規制緩和によって、銀行子会社以外の法人による代理店の運営が可能になる。例えば、欧米ではスーパーマーケットで、デビットカードで買い物金額よりも大きな金額で買い物をして、お釣として現金を受け取るキャッシュアウトが、ATMによる現金引出し手段に変わる顧客サービスとして広く普及しているが、日本でこれを行うには、(銀行法上の)代理行為となり事実上行えなかった
今回の規制緩和によって、スーパーマーケットやコンビニなど、集客力のある拠点を利用して、安価に窓口業務の委託が可能になる。これは、証券業におけるブローカー業務解禁に見られるように、イロイロと面白いサービスが生まれるんじゃないかとおもったりしてちょっぴり期待している
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