von_yosukeyanの日記: 銀行持ち株会社
都銀の大部分や、証券の一部が持ち株会社制に移行しているが、持ち株会社であるからといって基本的には何も変わらない。
持ち株会社とは、いくつかの企業を資本管理を行う専門会社によって資本的に統合することを指し、合併とは大きく性質が異なる。戦後、戦前の財閥グループの弊害や、機関銀行を防ぐためについ最近まで規制されてきた性質のものだ。
持ち株会社自体は、次のような視点で語られるべきである。
1、経営資源の節約
2、資本の節約、資本調達コストの削減
3、システムの共通化によるコスト節減
4、マルチチャネル化
経営資源の節約とは、従来のように巨大な総合企業による上意下達型の経営ではなく、機能ごとに分社化を行うことによって経営の分散化を図る行為を指す。利点として、意思決定速度を速めることができるが、弱点として組織が複雑化し、人材流動性が低下するなどの問題点がある。
資本の節約とは、資本調達機能は持ち株会社が担うので過大な資本の保有が必要なくなることだ。資本調達コストから言っても、単独では高い金利を払わなければならない資本調達が、グループ全体で調達される資本によって補われるので、比較的低コストに行える。欠点としては、弱者同士が経営統合しても、資本調達コストはそれほど変わらないことだ。
システムの共通化は、言うまでもなく情報システムやバックオフィス(システムのことではなく業務)などの共通化を行い、コストを削減することを指す。例えば、勘定系・情報系の統合や、ATMの共通化などでかなりのコストが減らせる。
マルチチャネル(確か日興證券が言ってたな)とは、金融サービスのファーストフード化を指す(って意味わからんな)。要するに、自分の都合のいいアクセス方法(窓口、電話、インターネット)で、銀行・保険・証券など多彩な金融サービスにアクセスできることを指す。単純に顧客の利便性が向上するだけでなく、コスト的にも有利だ。
反面問題点としては以下のように語られる
1、合併と誤解されやすい
2、薄気味が悪い
3、経営責任があいまいになりやすい
持ち株会社統合は、合併ではない。銀行や証券など、そもそも合併できない性質の企業を持ち株会社で経営意思・資本を同一にするものだ。
ん、めんどくさい。だるいから、また来年・・・(ぉ
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