von_yosukeyanの日記: The Street Lawyer
日記 by
von_yosukeyan
「兄さんは貧乏のことなんてなにも知らないよ」
「いや、知ってるかも知れんぞ。おれたちのような人間にとって貧乏というのは、安アパートメントとボディがへこみだらけになった中古車、安物の服、旅行や遊びや海外旅行をする金もなく、貯金や投資にまわす金もなく、引退生活は夢のまた夢、安全ネットも何もない生活だよ」
「完璧だね。ぼくの意見の正しさを証明してくれたじゃないか。ああ、兄さんは貧乏のことなんか、なにひとつ知らないんだ。兄さんの今年の年収は?」
「九十万ドルだ」
「ぼくは三万ドルくらいだろうな。三万ドルの報酬で一年間働く羽目になったら、兄さんならどうする?」
「自殺するよ」
あれ、書評ってカテゴリはないのか。残念
この前書いたジョン・グリシャム『路上の弁護士』(新潮文庫)だけど、改めて書評をば
前に書いたとおり、グリシャムの初期の作品に比べて単調に思える。ただし、全体のクォリティーは高いし、よくまとまった作品だと思う。
グリシャムの小説として読むのではなく、一人の人間が変わっていく姿を描いた普通の小説として読むならば、この作品はすばらしいものだと思う。リーガルサスペンスはよくわからんし、嫌いだと言う人にこそ是非お勧めしたい
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