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von_yosukeyanの日記: いろいろと、とりとめのないメモ

日記 by von_yosukeyan

地方債共同発行へ、総務省

なんだかなぁと思うんだが
最近、財政破綻懸念の高い自治体の多い某地方(西とか北とか)の地方債の入札が、引受を行う銀行団と条件で折り合わずに不調に終るというのが結構多い(まぁ結局は主幹事が全部引き受けるんだけどね)。某都知事が某銀行にキレまくってるのは、単にシステム事故だけの話じゃなかったりとか

まぁそれはそれとして、個人向け地方債が人気だったりするが、利率はJGBのそれと比べて少し高いくらいで、相変わらず横並び体質には変わりない。それは単に、個人向けとか銀行団や証券(投資銀行)が引き受ける大口のものの違いが特にある訳ではなかったりする。

それでも人気なのは、これまで個人向けに人気の高かった中期国債の利回りが、税金や保護預り手数料を差し引くとマイナス金利になってしまうという状況が関係している。また、自治体側も販売チャンネルを増やすことで、発行条件を良く(金利を低く)したがっているというのもある

それでも、銀行団による引受需要というのは安定的な債券消化という意味ではコストの面でも有利だし、すべてを個人に向けるわけにもいかない。その辺の理由で、リスクの高いところと低いところでポートフェリオを組んで共同発行する方式が有利だと踏んだんだろう。

もう一つは、政令指定都市のような県レベルの規模のある市町村ならまだしも、一般の市町村が公債を発行するには規模が小さすぎるので、ほとんどの市町村が国や銀行などの間接的な金融に頼っていた点だ。いくつかの市町村が共同で公募債を発行すれば、規模も大きくなるしリスクも軽減できる。そのモデルケースとしてならば評価できるだろう。

地方公共団体の借入金はGDP比30%台と国債に次いで高い水準にある。住基ネットの件に限らず、負担は地方に丸投げして権限は中央が離さないという実に訳のわからん行政改革をやってる。一方で、自治体の財源の多くは地方交付税交付金に依存しているし、自治体の独自財源の幅もそう広くはない。最近、猛反発を喰らっている外形標準税(銀行屋のアレじゃなくて)の件も、経済状態に左右されない財政を構築するためのプランだが、少し無理のある話だと思ったりする

小泉政権は、これまでの政権と異なって地方分権には極めて否定的な立場だ。これは、MOFと極めて太いパイプを持っているというか、MOFなしには政権運営が極めて困難である(現財務次官の留任問題とか)というのが背景で、経済政策よりも財政問題に拘っているのもその辺にあるんじゃないかと思ったりするのだが

とはいえ、外形標準税の導入が現実的に無理としても、財源が不足していることには変わりがない。国レベルでは公的年金制度の問題もあるし、所得税に頼った財源の多様化が必要というのは、誰もが一致した見解であると思う(除左・北系の基地外政党)

ただ、誰が猫の首に鈴をつけるか、だが

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