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wdの日記: ジョゼと虎と魚たち 1

日記 by wd

ジョゼと虎と魚たち [jozeetora.com] (音楽注意!) at 渋谷シネクイント
見て来たよ。

この手の主題の映画だと、構成はやっぱり 2000 年に TBS で On Air された「Beautiful Life」とかなりかぶるところがあるね。

でも、切り取られた風景がどこにでもありそうな日常的な映像なのと、なんとなくセピア調を思わせる切ない絵心がすごく綺麗で気に入ったよ。

池脇千鶴ちゃんの扮するジョゼは無口でぶっきらぼうで、足が不自由なのに自立して行こうとする女性を好演。大阪弁と言うのも良かったなぁ。寝屋川辺りでの撮影だったのかな。

気に入ったセリフ
・「帰れと言われて帰る奴は帰れ! 嘘や、一緒にいて欲しい、ずっとここに…」
・「あたしは深い海の底の真っ暗な所におったんや。ここまで上がって来れて、もし恒夫がおらんようになったら、貝殻のように暗い海をころころとするわけや。それもまたよしや。」
・「別れた後もずっと友達でいる事が出来る女の子はたくさんいるけど、ジョゼは違う。もう二度と会わないかも知れない(恒夫元カノの前で号泣)」

恒夫が乳母車にスケボーを取り付けて、初めて一日中ずっと走り回った時のジョゼの嬉しそうな顔。
最後に流れた恒夫と別れた後のジョゼが、電動車椅子でさっそうと街を駆け抜ける後ろ姿。
この 2 シーンではからずも涙が流れちまった。
純粋な気持でジョゼを抱きしめてあげたくなる切なさがあったよ。

ジョゼが心を開いて行くさま、恒夫のジョゼへの想いの動き。
純粋な恋心を切ない映像で現実世界にリアルに描いた秀作ですね。
DVD で出たら買うかも。

BL では最後に杏子の死後、二人の夢をかなえる為に柊二は海辺の美容室を開いたが、私はあのエンディングは柊二の未来の為にも違う可能性に挑戦していく様子を見たかった。

が、このジョゼ虎ではドライに二人とも別れて、部屋の中でじっとしているのではなく、電動車椅子でさっそうと舗道を走るジョゼの姿を見られたし、恒夫も元カノの所に戻ったし、現実的で希望の見える展開のエンディングを見られたので、なんか非常に安心して後味が大変良かったよ。
切なさいっぱいだったねー

ずっとふてくされている俺だが、元気をもらったよ。
これじゃいけないってね。

※ 恒夫 で想い出した。「もう頬づえはつかない」もまた観たいよー

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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