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続報 アリコジャパン顧客情報流出によるカード不正利用3500件 24
心当たりのある方はご注意を 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
以前「大規模な個人情報流失/紛失事件、アリコジャパンとりそな銀行で発生」という話があったが、アリコジャパンの個人情報流失が発覚した現在でも、非常に高いペースでカードの不正利用が行われているそうだ。
asahi.comの報道によると、アリコジャパンの顧客情報流出によるクレジットカードの不正利用が8月6日の時点で3500件に到達したとのこと。不正利用は換金可能な商品を注文することで行われているようだが、事件が報道され、当該のカード番号がカード会社に通知されているにもかかわらず、最近一週間で650件も不正利用が見つかるペースで不正利用が発覚しているというのはどうなのだろうか。
研究のための脳が足りない 50
BBCが報じるところによると、研究のための脳のサンプルが大幅に足りず、研究を大きく妨げているとのこと(本家記事より)。
研究対象の障害や疾患のある脳も足りていないが、健康な脳を提供してくれるケースが少ないことの方がより大きな問題となっている。ある研究者の言葉を借りれば、状況は「悲惨」の一言に尽きるそうだ。例えば、英国のOpen Universityの神経病理学研究所では「自閉症の研究のために使える脳のサンプルは15~20程しかなく、本当にひどい状態だ。意味あるデータを得るには最低でも100程は必要なのに、数が足りていないために多くの研究が進んでいない」との状態という。
一番の問題は、研究のための脳の提供を拒否している人が多いということではなく、単に人々に周知されていないことだそうだ。英国のパーキンソン病の研究所では、脳バンクに保存されているサンプルの9割が患者からの提供で、残りの1割の「健康な」脳は患者の家族や友人からの提供だという。また、スコットランドの脳バンク設立の際、不慮の死を遂げ解剖が必要となった人の家族に脳の提供を依頼したところ、9割以上の家族が快諾したという例もあり、人々の意識が高まれば提供の意思を示す人も多くなると予想されている。
ちなみに、日本では医科および歯科大学、もしくは献体の会に申し込むことで献体登録が可能となっている。
Blender、100kユーロの積み立て突破でオープンソース化へ
Blender Foundation のニュースリリースによると、統合型3DCGソフトBlender のオープンソース化に向け、寄付金を集めていたBlender Foundationですが、先ほどついに100kユーロの積み立てを突破した模様。Paypal や銀行の手続きのコストや、換金レートの変動があるため、実際にはトータルで100kには届いていないようですが、取り敢えず間違いなくオープンソース化されるでしょう。ささやかながら、私も一口寄付させていただきましたが、みんなでやろうと思えばできるものですねぇ... 。とはいっても、財団の運営にはまだまだあなたのサポートが必要、寄付は受け付けてます。
ま、なにはともあれ、おめでとう!
空飛ぶ自動車MV、1/3の模型での飛行実験に成功
ZAKZAKの記事によると、空飛ぶ夢の自動車「ミラクルビークル(MV)」の開発を進める社団法人岐阜県工業会のMV(ミラクルビークル)調査開発特別研究会が、実物の3分の1の大きさのラジコン模型機による公開実験を行い、飛行に成功した。模型機は全長約1.5メートル、幅約2メートルで重さ約8キロで、離陸後約4分間、旋回をくり返して飛行した。これはMVの2度目の公開実験で、1度目は離陸には成功したものの、数秒で墜落した。
尚、開発を進めているMVは、翼を折り畳んで路上走行ができる超軽量空陸両用車。実物は1人乗りで、電動モーターを動力とし、目標性能は地上走行時の最大時速50キロ。路上では両翼を折り畳んで走行する。また、空中は高度1000メートルを時速200キロで飛行するとのこと。
ダブルディスプレイなPC
少し前に四つ折りノートマシンの話題が出ていました。あちらは画面が2分割され、向きを変えたり出来るようですが、今度はそれのデスクトップ版を日経BPの記事で発見。
とはいっても、本体が四つ折りできるのではなく、2画面を1画面に対応させたり、対面業務の際に片方のディスプレイを180度回転させる、ディスプレイ間で画面情報の移動や入れ替えなどを自在に行える模様。発売元はパナソニック。誰か、試してみて。# 尚、一般店頭販売はされていないそうです。
多摩川のアザラシ、ライブで配信
Yahoo!Japan(時事通信)の記事によると、突如多摩川に出現し、家庭用ビデオに撮られた映像がTVで流れ注目を集めているアゴヒゲアザラシだが、川を管理する国土交通省関東地方整備局京浜工事事務所が、このアザラシの情報を集めたホームページを16日から開設するとのこと。出没場所やアゴヒゲアザラシの生態Q&A、現地での写真やライブカメラによる映像などを掲載するらしい。元々、利根川、霞ヶ浦、荒川、渡良瀬川といった河川管理用カメラから、リアルタイム映像を中継していたので、これらを利用するんだと思うけど、国土交通省は他にも、日本の各河川の水位や雨量などをリアルタイムに確認できるサイトを立ち上げてたり結構見ていて楽しいです。うーん、お役所にしてはナイスな対応。
住基ネット、ウイルス情報更新は2週間に1回
既に何度も話題になっている住基ネットですが、毎日インタラクティブによると、ウイルス対策の為のソフトやワクチンのアップデートは2週間に1回しか行われない模様。
Nimda 騒ぎのときには日本中の企業があれだけ大きな騒ぎになり、影響と大損害を受けまくったのにも関わらず、地方自治情報センターのシステム担当部長の弁は「住基ネットはインターネットとは異なり、閉じたネットワークで、毎日の更新は必要はない。影響が出そうなウイルスが出た場合は必要に応じて更新する」とかなりお寒いお返事。こんなところには重要な情報は任せたくないなぁ... 。