y_tambeの日記: タレコむ(3) 6
日記 by
y_tambe
National geographics newsによると、ミネソタ大の研究グループが、鳥(アオカケス)を使った「繰り返し囚人のジレンマ」実験を行い、Science誌に発表しているそうだ(Abstract)。
(以下略)
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お休みといいつつ、去年から気になってたネタを一つたれこむ。
昼飯の時間削ってやることじゃないな。
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お休みといいつつ、去年から気になってたネタを一つたれこむ。
昼飯の時間削ってやることじゃないな。
没対策 (スコア:1)
囚人のジレンマ [u-ryukyu.ac.jp]はゲーム理論の中でも最も有名なものの一つだと思う。その応用である「繰り返し囚人のジレンマ」の結果から、長期的には「裏切り」よりも「協調」する戦略を選ぶ方が有利であるといわれている。このことが生物の進化上、協調的な行動が生まれた理由だという解釈があった。
これまでコンピュータシミュレーションでは確かに協調する方が安定することが確かめられてこの理屈が成り立っていたものの、動物実験としてこれを支持する結果が得られたのはこれが初めてだそうだ。今回の研究では、得点が鳥にも判りやすいように(行動を起こしたらすぐに餌がもらえる、従来の方法ではなく)中身が見えるけど手出しできない透明の箱の中に得点に応じて餌をためていき、後でたまった分がもらえるという仕組みにしたのがミソだったらしいのだが。
いささか古いネタなんだが去年末からずっと心にひっかかってたのでタレコんでみた。タレコミ人も原報にあたってはみたんだが、何しろ専門外の分野なので、この方法の妥当性がよく分からないのが正直なところ。詳しい方に解説してもらえると嬉しい。
採用されたんだけど (スコア:1)
とりあえず昼飯は食ってからにした方がよかったかもしれん。
参照リンク (スコア:1)
むーん。如何に一次情報不足だったか思い知る。
そうか… (スコア:1)
心に引っかかってたのはこの「時節柄」のせいもあるのかもしれないな。
この「囚人のジレンマ」で思い出すことが2つある。
1つは、中学生か高校生のころに読んだコンピュータ雑誌のプログラミング連載。雑誌が思い出せないんだけどRAMかな、BITかな、LOGINだったかもしれない。初めて知ったのがその記事だったので、ずいぶんと感心したことを覚えてる。
もう1つは、ピアズアンソニーのFT「魔法の国ザンス(Xanth)」シリーズの「ゴーレムの挑戦(Golem in the Gears)」 唯一未だに買いつづけているファンタシー小説だ(なかなか新刊でないけど)
Abstract和訳 (スコア:1)
和訳なんだがさっぱり判らない。自分で訳したときと全く同じ。
いや、もちろん日本語の意味は判るけど、実験系の姿が見えないのだ。
例えばこれが細胞生物学の実験ならば多少分野が違っても判る。自分が実際に行ったことのない実験でも、「それをやっている自分」がイメージできるならばある程度何とかなる。もちろん、そんな自己流で解決するのは間違ったやり方で、コラボでもなんでもいいから、実際にその実験系をルーチンに行っているところに飛び込んで会得するのが正しい方法だけど、不幸にもそんなつてがない場合には何とかならないことはない。
でも分野がまるっきり違うと、これが出来ない。実験系としてもそうだし、作法としても気にかけるべきポイントというのが見えない。
つっても、関連する論文を10報ほどきっちり読めば仲間内でその論文の紹介が出来るくらいになるとは思う。一応はバイオサイエンスの論文だし。うちのラボでもそうだけど、バイオサイエンティストはそういう風にトレーニングされておくべきだし、大抵はそうだと思うから。
それでもそこまでの労力と時間を、分野の違う論文に費やすのはさすがにしんどいのだ。
理解 (スコア:1)
別枝で出てた「Pavlof戦略」ってのが、多分「Pavlovのモデル」と同じものなんだろうな、と思う。やっぱゲーム理論の人の話が読めてよかったぞ。