yaegakiの日記: コロナ禍における喪の儀式の優先順位 11
日記 by
yaegaki
親しい方を亡くされた方にはお悔やみ申し上げます
葬式など一連の喪の儀式・儀礼は文化人類学の研究対象ともなっている死の通過儀礼です
これを縮小すると、いわゆるグリーフワークに悪い影響があるように思います
もっと辛いのが看取り、終末期です
「死に目に会えない」こととコロナのリスクはどのようにバランスを取るべきでしょうか
コロナにかかわらず余命の短い人と死に水を取りたいという人がいて……
難しいですね
冷たいことを言うと金で解決するのに不作為かな? (スコア:1)
週末の看取りだ・死に水だと状況が明らかなのであれば……
医師団が感染まみれのエリア(いわゆる「COVID-19感染クラスター」)で着衣
していた完全防護服一式をレンタルまたは買い上げして使えば事足りる。
その上で不要なボディタッチだとか号泣だとかは禁則事項だと事前にも
その部屋でも必要なだけ教育を繰り返すだけでよさげ。
// わたしは人の心の機微を解さない鬼?
Re:冷たいことを言うと金で解決するのに不作為かな? (スコア:1)
費用だけでなくて、例えば病院のルールで面会禁止になっているケースがあります。
他にも祖父母が危篤状態だけど帰省できないとか、あったんじゃないかと思います。この半年の間に。
金次第というのは確かにそういう側面はあります。
退院させて自宅での看取りということは増えているようですが、これも金がかかります。
潤沢な資産があれば地域社会で周囲の目が怖いということはないかもしれません。
Re: (スコア:0)
亡くなられた後の話なら透明な納体袋 [kobe-np.co.jp]で大部分の問題は解消する。
袋越しで満足できるならボディタッチでも号泣でも支障はない。
終末期・看取りは
A:患者がコロナ感染者の場合はあきらめる
B:看取る側が感染している可能性がある場合、亡くなることが確定していれば解禁
でいいんじゃないかな。亡くなる2分前に新型コロナに感染したとしても大勢に影響はないんだし。
医者の見立てが狂ったら大変だけど。
Re:冷たいことを言うと金で解決するのに不作為かな? (スコア:1)
>亡くなられた後の話
この部分は意識してなかった。示唆に富む教示で多謝。ところでこれと
>終末期・看取り
の場合も含む両者ついて、面会・看取る・葬列…を一人ぼっちで担う
わけじゃないので感染媒介当事者になる懸念を考慮しないといけないのでは?
とわたしは気にします。
// 「無闇にボディタッチするな、号泣するな」の立場です。
伝染病と葬儀 (スコア:1)
エボラと伝統的葬儀の話を思い出しました。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150218/435976/ [nikkeibp.co.jp]
Re:伝染病と葬儀 (スコア:1)
興味深い記事でした
人類学者が代替的な儀礼を提案したというのはさすが専門家という感じですね
それに、人類学者に相談を持って行った人もまた賢いと思いました
Re: (スコア:0)
それは村人が賢く人類学者が信頼を得ていたからできたことだな
文明人は自己同一化ばかりで他人を信頼しないから無理だな
あきらめるという人が多いですけど (スコア:1)
ただ、そう簡単に納得できるものかと思います。
コロナで死んでも孫の顔が見たい、という人はいるのではないかなと思うんですよね。
自分が感染しても親を看取りたいという人も。
社会全体の利益のためにそれを止めるというときに、
喪の儀礼や看取りを抑制することの損失を小さく見積もり過ぎているように思います。
Re: (スコア:0)
納得できないのは躾が悪いからだよ
さいわいそういう自己愛的な人間はいくら不快になっても傷つくことはないし、なんとなればいくらでも増長するから損失なんてない
Re: (スコア:0)
まじめな信仰者であれば、看取れないことで傷つくかもしれないが
そのために寺があって、相談にのってくれる
それをしないなら、ただのワガママ
あきらめる (スコア:0)
看取れる、儀式ができることは幸運にすぎない
幸運を大きくすることはできても、権利にはできない