ウィキペディア(wikipedia)はウィキメディア(wikimedia)財団により寄付で運営されているのですが、今回２０万ドルを目標とした寄付募集が行われています。その寄付に関して日本のユーザからの金額が少ないという話題が上がっているそうです。 以下Suisuiさんのblogから引用。

日本円での寄付が少ないとdannyが悩んでいる。22日1:00現在で17,927円だそうだ。すでに$33,638.52集まっているので全体の0.48312095%しかない。.jpからのアクセスは全体の20%になるのにこれは少なすぎると。

割り当て的な話を抜きに考えても確かに少ない。これは寄付の話自体が知られていないのでは ないかと思いスラッシュドットに記事をタレこんでみる次第です。寄付はPayPalもしくは郵送で行えるとのことです。

以前のトピックACCS事件でoffice氏逮捕から１年と２ヶ月ほど経過しましたが、先ほど出たITmediaの速報によりますと有罪（懲役８ヶ月、執行猶予３年）が確定したそうです．
詳細はまだ不明ですので続報が待たれます．

F-Secure Antivirus Research WeblogによるとMac OS Xで動作するワーム（原文ではMalware）が見つかった。
Macintouchによるとopenerはbashスクリプトで記述されており、/Library/StartupItems/に登録される。Acitivity Monitorを使用すると "John" という名前で実行が確認されたそうだ。
機能は盛りだくさんで、ログ消去、キーロガー、バックドアなど様々な機能を持ち、接続された全てのドライブに自身のコピーを作成する。ohphoneXをインストールしWebCamを垂れ流す。VNCを入れる。MD5のパスワードを解析する。ほかにも様々な機能がありユーザに及ぼす被害は計り知れない。
Windowsユーザの多くはアンチウィルスソフトを常識として捕らえつつあるが、Macユーザは果たしてどの程度アンチウィルスソフトを入れているだろう。

１０月１４日に世界的に有名なHackerコンペであるBlack HatのBriefingsが開催された。日本初の開催とあって、さぞ大人数が！と思いきや集まったのは100名ほど。しかも、どちらかという業界関係の人が集まっただけの印象である。初日はジェフ・モスの挨拶に始まり、デビッド・リッチフィールドのOracleの脆弱性、ゲルハルド・エッシェンベルグの脆弱性の法則、クリス・イーグルのIDA Pro講座(?)、レイリー・エラーのhacker skillの評価が開催された。
タレコミ人も参加したが、Briefingsがメインであるため、どうにもアレゲ度が足りない感触である。参加人数が足りないのは参加費が６万円とちょいとお高いせいもあるだろうが、もう少し一般参加者が増えて欲しいところ。
１５日にはWinny裁判基金で著名なfreekaneko.comの新井氏、SecurityFridayの佐内氏、Unyun氏の講演など日本の著名なHacker(?)の講演があるので期待したい。

朝日新聞や毎日新聞の報によると、理研は日米韓の共同実験の結果、通常の約１０倍の密度を持つ原子核を発見したと発表した。
ヘリウムの原子にＫ中間子を加速器で打ち込むと陽子が１つ弾き飛ばされ、残った陽子１つと中間子２つがＫ中間子により高密度な状態で結びつくことが確認された。このときの密度は通常の原子核の約１０倍となったが質量は、素粒子一つ一つの質量の合計より約１割軽かったという。質量発生の謎を解く手がかりになるのではと期待される。
安定状態を作り出すことができれば組成のことなる原子なども作れるのだろうか。

ホーキング博士(英ケンブリッジ大学教授)は２１日にダブリンで行われた国際会議でかつての自説を修正した。博士は７６年にブラックホールは「ホーキング輻射」により内部の情報を外部に出さずに蒸発し、ベイビーユニバースを発生させるという説を発表した。この説は量子力学の観点はから矛盾がするため「情報のパラドックス」として呼ばれていた。
今回の講演で博士はこの説を撤回し、ブラックホールが蒸発するさいに飲み込んだ情報は消滅せずに宇宙空間に放出される、とした。
理論の修正によりブラックホールは別の宇宙へは繋がっていないことになる。ＳＦファンとしては少し残念だ。

プリンスがソニーミュージックに移籍した。それだけでもニュースだがサンスポによると、彼はアメリカですでに有料ネット配信を行っていることを盾に日本でのネット配信を要求し、ソニーミュージックに受諾させた模様。 bitmusicで４月２０日から配信予定だが、「※なお、今回の試みは、アーティストの特性を考慮したマーケティング上の判断による例外的な先行配信となります。」の一文に不安が残る。さて、これを期に日本でも有料ネット配信は定着根するだろうか？

プリンスがソニーミュージックに移籍した。それだけでもニュースだがサンスポによると、彼はアメリカですでに有料ネット配信を行っていることを盾に日本でのネット配信を要求し、ソニーミュージックに受諾させた模様。 詳細は現段階では不明だが、これを期に日本でもネット配信は定着するだろうか。

老朽化した気象衛星ひまわりが引退していく中、発注した後継機の製造会社が破綻し深刻な後継機不在の問題が発生していたが、ようやく納入の目途が立った模様。
しかし、スペースシステムズ・ロラール社が破綻してしまってから約１年遅れの納入になるが、今度は打ち上げを予定していたＨ２Ａロケットの再開の目途が立たない。このままでは日本の衛星気象情報を他国買うことになるかもしれない。
なお、これまでのながれはこちらのコメントに詳しい。

サルの脳でロボット・アームを制御のその後の話がHotwiredにて発表された。これまで猿の脳に電極を差し、その意志を取り出す実験をおこなっていたが、予想通り人間での臨床段階へと着実に進みつつある。
サイバーキネティック社によると2mm x 2mmほどのサイズの電極を外科手術によって脳の右下部に取り付け、脳とコンピュータとのインターフェースにする。同社は2005-6年には実験を開始する予定。
また、同記事によると現在、頭蓋骨にセンサーを埋め込むタイプの実験を米ニューラルシグナルズ社が開始しており、すでに５人の製品テストを終えている。
電極を脳に埋め込む直接的な方法と頭蓋骨に埋め込む間接的な方法とが行われているわけだが、安全性や確実性なども考慮して研究が進むことを願う。