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yasuokaの日記: 『pronto pronto?』Vol.13のガセネタ

日記 by yasuoka
『pronto pronto?』Vol.13 (2008年6月)を読んでいたところ、「トリビア名誉教授 唐沢俊一のビジネス課外授業。」(p.17)に、肥満率に関する妙なデータが載っていた。

OECD(経済協力開発機構)参加国の中で肥満率(15歳以上で肥満している人の数の割合)の調査をしたところ、トップはアメリカで、15歳以上の男女の31%が肥満状態にあった。2位がメキシコ、3位がイギリスだが、日本は韓国と並んで3%で最下位。

『OECD Health Data 2008』(June 14, 2008)のObese population (BMI≧30kg/m2)を見る限り、確かにアメリカがトップだが人口比は34.3%だ。31%じゃない。2位はメキシコの30.0%、3位はイギリスの24.0%。最下位は韓国の3.5%。日本は3.9%で最下位じゃない。

どうしてこんなに値が違うのだろう、と思って、さらに調査してみたところ、原因がわかった。『pronto pronto?』が引いているデータが古過ぎるのだ。たとえば、2001年のデータだと、日本と韓国が同率3.2%で最下位だ。アメリカの肥満率は、2000年が30.5%、2002年が30.6%、2004年が32.2%なので、つまりは、2000年ないし2002年のデータを引っぱってきたということだろう。

それにしても、『pronto pronto?』の標榜する「ビジネス」ってのは、そんな古いデータでも平気で通用するような生ぬるい世界なのだろうか?

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