yasuokaの日記: ニーチェのIBMタイプライター 3
日記 by
yasuoka
ネットサーフィンしていたところ、佐々木中のインタビュー『ニーチェを搾取し、ビジネス書を売りさばく今の出版界は死すべきか?』(日刊サイゾー, 2010年12月20日)の以下の部分に笑い転げた。
ニーチェは、意外にも新しいものが好きで、彼はIBMの初めての商用タイプライターを注文しているんです。彼はピアニストだったから、文章を弾きたいというのがあったんじゃないですか。
ないと思う。ニーチェのタイプライターにも書いたが、ニーチェが注文したのはMalling-Hansen Skrivekuglenで「IBMの初めての商用タイプライター」なんかじゃない。というか、IBMがElectromaticを買収するのは1933年6月20日で、ニーチェの死から30年以上も後の話だ。それともニーチェは、1934年発売の「IBMの初めての商用タイプライター」を生前に注文していた、とでも言うのだろうか?
たくさんものを知ってどうするんでしょうか。死ぬんですよ。
まあ、結局のところ、佐々木中は「ものを知らない」から、こんな馬鹿げた間違いを、恥ずかしげもなくバラ撒けるんだろう。でも、それを直しもしない本多カツヒロも、正直なところ、かなりどうかしているように思う。
IBM→Malling-Hansen (スコア:1)
今、日刊サイゾー [cyzo.com]を見直したら
と、「IBMの初めての商用タイプライター」だった部分が「Malling-Hansenのタイプライター」に変更されていました。この変更に関しては、現時点では本文中に何の言及もないようです。ウェブ魚拓 [megalodon.jp]を見る限りでは、今日の20:30頃には変更されてたみたいですけど、でも、インタビューで喋ったはずの内容を、何の断りもなく変更していいのかしら?