yasuokaの日記: SCAPIN-2の「修正ヘボン式」 1
日記 by
yasuoka
ライシャワーと地名のローマ字の読者から、SCAPIN-2の「Modified Hepburn (Romaji) system」の「ん」は全てnなのか、という趣旨の御質問があった。違う。bやmやpの直前の「ん」はmだ。
では、SCAPIN-2の「Modified Hepburn (Romaji) system」のどの点が「old Hepburn」から「修正」されたかだが、『Guide to Geographical Names in the Japanese Empire』(U. S. Board on Geographical Names, Special Publication No.25, 1944年8月)による限り、「くゎ」「ぐゎ」が「kwa」「gwa」ではなく「ka」「ga」になった点が、もっとも大きな「修正」だ。たとえば「くゎんぱく」は、「Kwampaku」ではなく「Kampaku」と表記することになったわけである。ただし、これはあくまでSCAPIN-2の言う「修正ヘボン式」に限ってのことであり、たとえばANSI Z39.11の「修正ヘボン式」では、「ん」は全てnであり、「くゎ」「ぐゎ」は「kwa」「gwa」のままとなっている。
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