yasuokaの日記: Re: 西鉄福岡と西鉄福間 1
日記 by
yasuoka
単行本『点と線』(光文社、昭和33年)の福岡と福間の誤植に関して、あちこちの図書館を回ってみたので、忘れないうちにここに記録しておこうと思う。
神奈川県立図書館蔵の『点と線』は初版(昭和33年2月1日発行)で、pp.72-73の当該部分はいずれも「福岡」だった。一方、電気通信大学附属図書館蔵の『点と線』は第7版(昭和33年3月5日発行)で、当該部分は「福間」に修正されていた。大阪府立中央図書館蔵の『点と線』は第11版(昭和33年3月20日発行)で、やはり「福間」だった。京都府立大学附属図書館蔵は第12版(昭和33年4月10日発行)で、やはり「福間」だった。
これに対し、兵庫県立図書館蔵の『点と線』は、初版(昭和33年2月1日発行)であるにもかかわらず、当該部分は「福間」に直されていた。ただし、この本は、奥付のページの直前にハリツギの跡があって、本文の紙質と奥付の紙質が明らかに違う。本文が妙に新しいのだ。しかも、よく見ると、ハードカバーも作り直した形跡がある。つまるところ兵庫県立図書館は、アヤシイ「初版」を掴まされたということだろう。
まあ、こういうことがあるから、異本探索は、やめられないのだ。各図書館には、迷惑かもしれないけど。
再版も「福岡」 (スコア:2)
神戸学院大学ポートアイランド図書館蔵の再版(昭和33年2月5日発行)も「福岡」でした。