yasuokaの日記: サミュル・サミュル商会と日瑞商会
日記 by
yasuoka
「タイプライターに魅せられた男たち」(三省堂ワードワイズ・ウェブ)の読者から、東京朝日新聞の大正4年12月4日朝刊p.1に、以下の広告があるのをお教えいただいた。
下名株式會社日瑞商會はメツシユーサミユルサミユル商會の代理店と稱するの權限を有せざること又未曾て之を有せざりしことを茲に廣告仕候、然るに從來屢々代理店名を使用仕候へども之總て當會社創立委員長村木謙吉の言ふ所を信じたるに因るものに有之今日に至りて其虚言なりしことを發見したる次第に有之候、依て當會社は以後斷じてメツシユーサミユルサミユル商會の代理店たるの名を稱用せざるべきことを茲に誓約仕候也
大正四年十一月
東京市麴町區有樂町三丁目一番地
株式會社 日瑞商會
いや、それ、別の「日瑞」だと思う。サミュル・サミュル商会(Samuel Samuel & Company)が事業譲渡した日瑞貿易は、Gebrüder Volkartの日本法人で、本社は大阪市北浜4丁目、設立は大正8年8月なので、大正4年11月時点では存在しない。一方、大正4年当時、東京の新橋には日瑞時計商会っていうスイスの時計輸入代理店があったはずなのだけど、この日瑞商会との関係はイマイチわからない。うーむ。
サミュル・サミュル商会と日瑞商会 More ログイン