yasuokaの日記: 大漢和247「二」と248「𠄞」は別字なのか
日記 by
yasuoka
一昨昨昨昨日と一昨昨昨日と一昨昨日と一昨日と昨日の私(安岡孝一)の日記の続きなのだが、では、大漢和辞典の247「二」と248「𠄞」は別字なのか。あるいは、その直後の249「𠄟」と250「𠄠」はどうなのか。それぞれ、ざっくりと異体字グループを考えてみると、247は「二・弍」、248は「𠄞・丄・上」、249は「𠄟・丅・下」、250は「𠄠・々」なので、まあ、同形異字にあたることは間違いなさそうだ。
実は、JIS X 0208の1997年版は、この字に関しては微妙な態度を取っていて、38区83点に「M247」しか掲載していない。もちろん、「M248」を38区83点で表すことを、JIS X 0208としては妨げないが、かと言って推奨したくもないなあ、という微妙な態度を反映したものだったりする。一方、戸籍統一文字は、002980、002990、003000、003010に、これらの文字を別々に収録している。台湾のCNS 11643も同様で、1-4428、6-2127、6-2128、6-2129に、これらの文字を別々に収録している。
そういう雰囲気を反映して、ISO/IEC 10646においても、これらの文字は、U+4E8C、U+2011E、U+2011F、U+20120に、全く別々に収録されている。その意味では、大漢和番号247「二」と248「𠄞」は、文字コード上も完全に別のものとして扱うのが吉、というのが多勢のようだ。「書」と「書」や、「仮」と「仮」とは、どこが同じでどこが違うのか、多少なりとも考えてみる必要があるということだろう。
大漢和247「二」と248「𠄞」は別字なのか More ログイン