yasuokaの日記: NTT西日本が考えるキー配列の歴史 1
日記 by
yasuoka
ネットサーフィンしていたところ、NTT西日本公式ホームページに「キーボードの配列はどうしてアルファベット順じゃないの?」(ネットの知恵袋、2015年7月31日)というページが開設されているのに出くわした。
手動式タイプライターではキーが元の位置に戻ってから次のキーを打たなければ内部でキーのアームが絡みあって故障することが多かったそうです。続けて打つことが多い文字を遠くに離すことでタイピング速度(キーを打つ速度)を落とし、内部の機械の故障を防ぐために考え出された配列だといわれています。
英語ではTHを続けて打つことが最も多いのだが、TとHはQWERTY配列では遠くに離れていない。EとRも同様で、QWERTY配列では遠くに離れていない。その点に関しては、『キーボード配列QWERTYの謎』でも、「On the Prehistory of QWERTY」でも、「ECONOトリビア」QWERTY記事顚末記でも散々指摘してきたはずだ。何をいまさらNTT西日本は、こんなガセネタをバラマキ始めたのか、非常に理解に苦しむ。
とりあえず「× 役に立たない」をクリックして、150字ほど「ご意見」を書いておいたが、まあ、そんなもの読む気があるのなら、そもそもこんなページをNTT西日本は公開したりしないだろう。せっかく「タイプライターからコンピュータへ:QWERTY配列の変遷100年間」もWeb連載してるのに、ガセネタをバラマキ続ける方は、どうしてここまで強情なんだろ。
消えているようです。 (スコア:1)
今日(8/22) に見にいったら、Not found になっていました。
ついでに検索したら、ヒットしましたが、リンク先は Not found でした。
報告まで。
知恵袋には、~と_ の入力の仕方もあり、文字コード表から、入力するようです。
ちょっと不思議。