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日記

yasuokaの日記: アキハバラかアキハノハラか

日記 by yasuoka

昨日の日記の読者から、谷川彰英「谷川教授の地名学【第21講】秋葉原」(コミックアルファ, 第2巻, 第3号 (1999年2月7日), p.361)という記事を御教示いただいた。

当時はこの地域はこの秋葉神社にちなんで、「あきばっぱら」と呼ばれていた。だから、「秋葉原」は「あきはばら」ではなく「あきばはら」と読むのが正しいのだ。それが「あきはばら」に変わったのは明治21年のこと。この地に鉄道が通ることになり、秋葉神社は現在の台東区松が谷に引っ越すことになった。そして、当時の大日本鉄道(現JR)が駅名を「秋葉原」(あきはばら)と名づけたのだという。

秋葉原駅の開業は明治23年11月1日で、開業したのは日本鉄道だ。大日本鉄道じゃない。また、開業当時の秋葉原駅は、アキハノハラだったと私(安岡孝一)個人は睨んでる。というのも、『大日本鐵道線路全圖 General Railway Map of Japan 1894』(鐵道局、明治24年12月印行/明治27年6月増補)には、ハッキリ「AKIHANOHARA」と書かれているからだ。もし、開業当時からアキハバラだったと言うなら、是非その証拠を、私にも見せてほしい。

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