yasuokaの日記: #mayonezの考える台湾移住 5
#mayonezに関する私(安岡孝一)の一連の日記の読者から、#mayonezの「台湾に移住する方法|台湾移住する際の仕事探し・台湾の文化」(2017年5月1日)という記事を読んでみてほしい、との連絡をいただいた。読んでみたのだが、いきなり最初から
数々の海外旅行先ランキングでトップに選ばれるほど、今や日本人の間で人気が根強いのが台湾です。移住を考える人も多くなってきています。葬英文新総理が誕生したことで「これまで以上にゲイフレンドリーな環境が整うかもしれない」との期待も高まっています。
と書かれていて、かなり面くらった。地球の歩き方アンケートとかだと、ランキングのトップは、やっぱりハワイが根強いんだけど。それに、台湾の総統に蔡英文が選ばれたのは2016年5月で、もう1年近く前の話だ。というか、そもそも「葬英文」って誰?
では実際に台湾で生活を始めるためにはどうすればいいのでしょうか。新生活を踏み出すための6つの移住方法をご紹介します。
と書かれているのだが、どういうわけか「駐在員として台湾に移住する」「投資家として台湾に移住する」「起業家として台湾に移住する」「学生として台湾に移住する」「ワーキングホリデーとして台湾に移住する」「現地採用として台湾に移住する」「フリーランスとして台湾在住は可能?」と7つあって、どの6つなのか良く分からない。
しかも、台湾が現在も「中華民国」であり、日本とは国交が断絶している(「日本国と中華民国との間の平和条約」が1972年に失効)ことに、この記事は全く触れていない。「台湾移住」という視点において、「中華民国」という単語すら出てこない記事は、正直かなり危険だと思うのだが、#mayonezは一体どういうつもりで、こんな記事をバラまいているんだろう。
「ワーキングホリデーとして台湾に移住する」って… (スコア:1)
「ちょっと台湾に行っていました」を移住扱いするのはわたしの感覚では気が確かでないときの頭がおかしいときのむちゃくちゃ言うときのわたしの感性に合致する。
その場合他者とのコミュニケーションは円満でないけど。
問題外 (スコア:1)
…と言いつつ
…なのは、なんだかなあ。しかも、他にゲイについて触れられている部分はなし。なんで、ゲイフレンドリーと言い切れるのだろう。
それより何より、この記事の最大の問題は「台湾語」に触れていないということです。 現地住民の多数が、この福建省系の言語を日常的に話す、しかも、北京語とは全く違うということが書いてない。このことを知らずに台湾で生活なんてできない、ましてバイトなんてできないのですがね。
Re:問題外 (スコア:1)
蔡総統は同性婚支持なので、ゲイフレンドリーな環境が整うかもという期待は全うだと思います。
ただ国内での反対も根強いようでどういう風に決着するのかはわからないですけどね。
「葬英文新総理が誕生」 (スコア:2)
今、見てみたら、「葬英文新総理が誕生」を「2016年5月に蔡英文総理が誕生」に訂正したようですね。まあ、さすがに人名のミスはマズイと思ったのかしら。でも、どうせ訂正するなら、「総理」も「総統」に直してほしかったなぁ。
時系列がおかしい理由は (スコア:1)