yasuokaの日記： 京都大学が授業開始を5/7に先送り

私(安岡孝一)のいる京都大学では、本年度(2020年度)の授業開始を5月7日(木)に先送りすることを発表した。この間にオンライン授業の準備を進めたい、というのが大学側の意向らしいが、やはり難しい。というのも、教員側はネットワークの確保をおこなえるかもしれないが、学生側は場合によっては「1GBプラン」の端末しか手元にないわけだ。そうすると、動画でオンライン授業などやった日には「ギガ減り」どころの騒ぎではなく、数日でギブアップ、無料WiFiを求めて街を彷徨う学生が増加して、大学に閉じ込めておくよりマズイ事態となる。そう考えると、週15時間の授業ですら、動画でおこなうなど無謀の極みだったりする。1GBを仮に月80コマで割り算すると、1コマの講義あたり10MBが限界。エイプリルフールにしてはタチの悪い話だが、さて、どうしたらいいだろう。

回線制限や機器問題で家で見られない人は来い

[nnnhhh (47970)]

でもかなり減らせそうですがいかがなもんでしょうか

SlackとGoogle Colaboratoryの併用

[yasuoka (21275)]

まあ、プログラミング関係の演習とかだと、あえて動画や音声など使わずに、SlackでチャットしながらGoogle Colaboratoryで頑張らせる、という手も考えるんですけど、これもなかなか手間なんですよね。うーん。