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教育

yasuokaの日記: 「頼朝与西行銀猫」という文の元ネタは何なのか

日記 by yasuoka

長沢湖樹・中ノ勇人『Lispを用いた漢文の構文解析と返り点情報の作成』(電子情報通信学会技術報告, 思考と言語, TL2019-53, 令和元年12月22日)を読んでいたところ、例文に「頼朝与西行銀猫」という不思議な文が現れた。「与」という動詞が、iobj(間接目的語)「西行」と、obj(直接目的語)「銀猫」を、したがえているようだ。

こんな文『吾妻鏡』にあったっけ、と思いつつ、文治2年8月16日のあたりを見てみたが、『吾妻鏡』は「二品以銀作猫被宛贈物」という日本漢文(「被」と「宛」の用法が特に)で、ここでは「与」も「與」も現れない。じゃあ『扶桑隠逸伝』かしら、と思いつつ見てみたが、こちらは「頼朝頻留不止臨歸賜以銀猫西行拜而受之」だった。あと、私(安岡孝一)が思い付く範囲では、勝海舟『氷川翁話』明治29年12月10日に、この話が出てきた気がするのだけど、あれの漢文版って、どこかにあったかしら?

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