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14220410 journal
日本

yasuokaの日記: 「頭が赤い魚を食べる猫」における6通りの解釈 1

日記 by yasuoka

「頭が赤い魚を食べる猫」を係り受け解析していて、どうも私(安岡孝一)には6通りの解釈が可能な気がしてきた。まあ、日本語としてはヤリ過ぎなのだが、少し悪ノリしてUniDic2UD 2.1.5でやってみよう。

>>> import unidic2ud
>>> ja=unidic2ud.load()
>>> doc=ja("頭が赤い魚を食べる猫")
>>> print(doc.to_tree())
    頭 ═╗<╗       nsubj(主語)
    が <╝ ║       case(格表示)
  赤い ═══╝<╗     acl(連体修飾節)
    魚 ═╦═══╝<╗   obj(目的語)
    を <╝     ║   case(格表示)
食べる ═══════╝<╗ acl(連体修飾節)
    猫 ═════════╝ root(親)

「頭が」⇐nsubj=「赤い」⇐acl=「魚」と解析されていて、元の図では2番目にあたる。「赤い」の修飾先を付け替えてみよう。

>>> doc[3].head=7
>>> print(doc.to_tree())
    頭 ═╗<╗   nsubj(主語)
    が <╝ ║   case(格表示)
  赤い ═══╝<╗ acl(連体修飾節)
    魚 ═╗<╗ ║ obj(目的語)
    を <╝ ║ ║ case(格表示)
食べる ═══╝<╣ acl(連体修飾節)
    猫 ═════╝ root(親)

「頭が」⇐nsubj=「赤い」⇐acl=「猫」で、元の図では1番目にあたる。「頭が」を付け替えてみよう。

>>> doc[1].head=7
>>> print(doc.to_tree())
    頭 ═╗<══╗ nsubj(主語)
    が <╝   ║ case(格表示)
  赤い <════╣ acl(連体修飾節)
    魚 ═╗<╗ ║ obj(目的語)
    を <╝ ║ ║ case(格表示)
食べる ═══╝<╣ acl(連体修飾節)
    猫 ═════╝ root(親)

「頭が」⇐nsubj=「猫」というコピュラ文で、元の図では5番目にあたる。「赤い」を戻してみよう。

>>> doc[3].head=4
>>> print(doc.to_tree())
    頭 ═╗<══╗ nsubj(主語)
    が <╝   ║ case(格表示)
  赤い <╗   ║ acl(連体修飾節)
    魚 ═╣<╗ ║ obj(目的語)
    を <╝ ║ ║ case(格表示)
食べる ═══╝<╣ acl(連体修飾節)
    猫 ═════╝ root(親)

このコピュラ文は、元の図では4番目にあたる。「頭が」を「食べる」の主語にしてみよう。

>>> doc[1].head=6
>>> print(doc.to_tree())
    頭 ═╗<╗   nsubj(主語)
    が <╝ ║   case(格表示)
  赤い <╗ ║   acl(連体修飾節)
    魚 ═╣<╣   obj(目的語)
    を <╝ ║   case(格表示)
食べる ═══╝<╗ acl(連体修飾節)
    猫 ═════╝ root(親)

これは元の図では3番目にあたる。それでは「頭が」を「魚」の主語にしてみよう。

>>> doc[1].head=4
>>> print(doc.to_tree())
    頭 ═╗<╗     nsubj(主語)
    が <╝ ║     case(格表示)
  赤い <╗ ║     acl(連体修飾節)
    魚 ═╬═╝<╗   obj(目的語)
    を <╝   ║   case(格表示)
食べる ═════╝<╗ acl(連体修飾節)
    猫 ═══════╝ root(親)

これは元の図には無い。「頭が」⇐nsubj=「魚」というコピュラ節は、確かに図示するにはグロテスクだが、図の4・5番目で「頭が」⇐nsubj=「猫」を扱っている以上、「頭が」⇐nsubj=「魚」を扱わない手は無いように思う。

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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