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人工知能

yasuokaの日記: 文節間係り受けにおいて「一方の谷川も,好調を維持,王将の面目にかけても羽生独走に歯止めをかけたいところだ.」の「谷川も,」は、どの文節に係るのか

日記 by yasuoka

ネットサーフィンしていたところ、宇田川忠朋・久保大亮・松崎拓也『BERTを用いた日本語係り受け解析の精度向上要因の分析』(人工知能学会第35回全国大会論文集、3J4-GS-6c-03、2021年6月)という論文を見つけた。内容自体は面白かったのだが、図3の例文「一方の谷川も,好調を維持,王将の面目にかけても羽生独走に歯止めをかけたいところだ.」に関する議論が、私(安岡孝一)には納得いかなかった。試しにこの文を、SuPar-UniDic 0.9.7で文節間係り受け解析してみよう。

>>> import suparunidic
>>> nlp=suparunidic.load()
>>> doc=nlp("一方の谷川も,好調を維持,王将の面目にかけても羽生独走に歯止めをかけたいところだ.")
>>> for b in suparunidic.bunsetu_spans(doc):
...   for t in b.lefts:
...     print(suparunidic.bunsetu_span(t),"->",b)
...
一方の -> 谷川も,
谷川も, -> 維持,
好調を -> 維持,
王将の -> 面目に
面目に -> かけても
維持, -> かけたい
かけても -> かけたい
羽生独走に -> かけたい
歯止めを -> かけたい
かけたい -> ところだ.

SuPar-UniDicの結果は、「谷川も,」->「維持,」となっている。しかしながら、図3によれば、「谷川も,」->「好調を」となるのが正解らしい。どうも納得がいかないのだが、文節間係り受けって、こういうものなのだろうか。

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