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日本

yasuokaの日記: アイヌ語訳『五倫名義解』の「朋友有信」冒頭部

日記 by yasuoka

「メナシの地で、会津藩士が灯した産業の光」(Hokkaido Magazine KAI, Vol.44, 2019年8月7日)には、アイヌ語訳『五倫名義解』(別海町郷土資料館, K3-21)の写真が掲載されている。ざっと翻刻してみよう。

朋友有信

天下の人は同じく天地の氣をうけて生す
ニソロクロボキタバクアンシサモアイヌ子ウコラツカント子ワシリカタマヲイコロクシユヘトク

れば相友として交るべき道理あり 是に
ルヱ子アワウヱシコフカ子ウヱキン子アンクニラムシコロアン タンヘ

よりて朋友の倫を立置て仁をたすけ
クシユウヱシコフカタウカトアノコアンテワウヱカタヨロツアリヤンベシヨモキヱラクニ

善をせむるを朋友の道とす 仁とはおのれが
ビリカコロシベキタツケレクンアナキ子ウヱシコフクルウヱレンカ子ルヱタバン カタヨロツケアリアンヘアナキ子アニ子トバクタ

行に私なき事なり 仁をたすくるとは
ヤヱコツバイサマニケウトモノイキロキ子イキカトタバン カタヨロツケキシツチウレアナキ子

うーん、私(安岡孝一)の力では、アイヌ語の方が読み切れない。最初の行は「nisor kurpok ta pak an sisam aynu ne ukoraci kanto ne wa sirka ta mawehe kor kusu hetok」のような気がするが、マヲイがmaweheでいいのか自信がない。難しいなぁ。

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