yasuokaの日記: アイヌ語訳『五倫名義解』の「父子有親」冒頭部
日記 by
yasuoka
別海町郷土資料館だよりNo.173(2013年12月)には、アイヌ語訳『五倫名義解』(別海町郷土資料館, K3-21)の冒頭部写真が掲載されている。昨日の日記と同様、ざっと翻刻してみよう。
五倫名義解 父子有親
天下にあらゆる人の品を分て五つにして五倫と
ベケレモシリクルカタアルシヤナシシヤモヱキリコロ子トバケタヲロウシテクンベアシキ子ヱキン子ウヱメキワ五倫アリバアセヱラマツコロレクニルヱタハンナいふ 其上に教をつけて五教ともいふ也 其内父母の
子アビアシケタウバカシカトナアウコラツアシキ子ヱキリ子アワ 子ワノトモケタミツハホ子クルアンテ
ただ、アイヌ語の方は書き直しが多く、特に「バアセヱラマツ」のすぐ左に書かれている「ヱツケウヱ」(ikkewe)らしき単語は、どこに入れていいのか、私(安岡孝一)にはわからなかった。やっぱり難しい、難しすぎる。
アイヌ語訳『五倫名義解』の「父子有親」冒頭部 More ログイン