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日本

yasuokaの日記: 象潟版『蝦夷方言藻汐草』の「ヱナウ」と別海版『蝦夷方言藻汐草』の「イナウ」

日記 by yasuoka

本田優子「象潟に伝存する『蝦夷方言藻汐草』について」(雄波郷, 第7号(2013年3月), pp.1-8)が指摘するとおり、象潟郷土資料館蔵『蝦夷方言藻汐草』は他の版とは大きく異なっている。運よく象潟版『蝦夷方言藻汐草』の「ヱナウ」のページを見ることができたので、アイヌ語の項目をざっと書き写した。

ヱカユプ プシ
ヱナウ
シトヱナウ
ヱナウキケ
キケパラセ
キケツノヱ
ヱナウシヤン
カムイタグシヤ
ルイシヤン
マキリ イヒラ
ケマコルシントコ ホツカイ
シヨロ ホケカ子

これに対し、加賀家文書館(別海町)蔵の『蝦夷方言藻汐草』(整理番号K3-49)は、以下のような並びである。

マキリ〇イヒラ
ケマコルシントコ〇ホツカイ
イナウ
シヨロ〇ホケカ子
テウナ
キシヤカニ
ヲフ〇クマム〇ハナレ〇マレフ
トシ〇ムニンベ〇レバトシ
キテ〇キラム
ムナムゲツフ〇テツクブ
キナヤツトイ
カシユブ〇ウケブ
シヤクシ
イクバシ
ニブ〇イマニツ

別海版は、後半に補遺らしき部分があるのだが、そこには「イナウ」関係のアイヌ語は現れないようだ。ただ、これらの比較をやろうとするなら、文書画像が公開されている方が楽だったりする。それぞれ館ごとの事情はあるのだろうが、さて、何とかならないかなあ。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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