Softimage、開発終了
タレコミ by ymitsu
ymitsu 曰く、
Autodesk社はSoftimageの開発を2014年4月14日発売の「Softimage 2015」をもって終了することを発表した(公式サイト、Game Watchの記事)。「開発リソースを集約するため」としている。サポートも2016年4月30日をもって終了する。
Softimageは1988年発売の老舗3DCGソフト。1990年代には一時期マイクロソフト傘下だったこともある。近年はAvid Technology社よりSoftimage|XSIとして販売されていたが、2008年にMayaや3ds Maxなどのソフトも傘下に持つAutodesk社に買収されてから、Autodesk Softimageとして販売されていた。1990年代から2000年代にかけて、特に日本のゲーム業界ではほぼデファクトスタンダードとして使われており、『バーチャファイター』シリーズや『アイドルマスター』シリーズなど無数の採用例がある。
近年ではSoftimageに代わってMayaや3ds Maxなどの採用が増えているが、いまだに多くの現場で使われており、混乱が予想されている。そのため、AutodeskではAutodesk Subscriptionの契約者に対し、Mayaか3ds Maxのいずれかに無償で移行できるオプションや、移行後も引き続きSoftimageを使用できるなどのサポートを提供するとしている。