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680406 journal

yosukeの日記: Interview with planet hunter, Geoff Marcy.

日記 by yosuke

Columbia関連。
NASAは断熱材の衝突が原因という結論にほぼ達したらしい。

Soyuz TMAの着陸について思うこと。
原因はまだ調査中らしい。宇宙機の構造的な問題ではないと思うが。
長期滞在後に自分たちのみでの帰還となったことは、ロシアにはMirでの経験もあることだし、基本的に自動操縦なんだからそんなに問題ではなかっただろう。
予定外の方法での帰還だったことも、同様の理由でそれほど影響はなかったと思う。
個人的に問題だと思うことは、Soyuz TMシリーズの改良とはいえ、今回のSoyuz TMAが1号機であることと、Expedition 7のクルーにとっての当面の帰還手段はその2号機しかないこと。

それにしても、なんというかアレなストーリーだ。ああいうのは編集者が削ればいいのに。それとも、アレでウケをとろうと思うのがアレゲだとでもいうんだろうか。なんかせっかく楽しかった連休が気分悪く終わりそう。
というわけで、過去の自分の日記にリンクした上で、スポニチの記事にケチをつけて憂さを晴らしてみたり。
まあ、なんでこの時期に記事になるのかというのがそもそもの疑問だが。
どうしようもないのがこれ。

後にジェミニ8号で初めて月の周回と標的衛星とのドッキングに成功

ジェミニがいつ月にいったんだ?
初の有人月周回飛行はアポロ8号。クルーはボーマン、ラヴェル、アンダース。 クリスマスの飛行。"地球の出"の写真と創世記の朗読で有名なミッション。ラヴェルはアポロ13号船長でもある。こんなことは調べるまでもなくわかることだろうに。
それからジェミニ8号が標的衛星であるアジーナとのドッキングに成功したことは事実ではあるが、途中で中断したミッションであるのも有名。しかもミッションがアボートされたのは米ソを通じて初のこと。ただし、このことがアームストロングとスコットの評価を傷つけるどころか高めることになったということは、この本のハイライトの1つにもなるはずのことである。

なんか、ああいうストーリーの載せ方をするところで、本家のような科学・宇宙セクションを望むのは無謀な気がしてきた。がんばっていろいろタレコもうかと思ったけど、労力をかける価値があるんだろうか。少ししらけてきた。

以下、Geoff Marcyのインタビュー。誰も期待してなくても、とりあえず読んだので日記には載せる。

惑星探しの第一人者は、この10年間での別の'地球'の発見を予言する

2003年4月7日
Geoff Marcy はカリフォルニア大学バークレー校の天文学の教授でNASAのSpace Interferometry Mission(宇宙干渉法計画)の主要な調査者である。ワシントンのカーネギー研究所のPaul Butlerと共に、Marcyは70を越える系外惑星を発見したチームを率いている。Marcyは、カリフォルニアのパサデナでの最近のSIM科学会の間にインタビューを受けた。

PlanetQuest: 人類は、何千年もの間、他の太陽のまわりの世界の存在について思索していました。しかし、その第1の発見が1995年になされるまで、証拠はありませんでした。それ以後に、100を越える系外惑星が発見されました。なぜこれらの出来事はすべて今になって起きたのですか?

Marcy: 他の星のまわりの惑星の発見は非常に困難です。簡潔にいうと、問題は、惑星がその主星より約10億倍もかすかなので、惑星は主星の閃光の中で見失われるということです。私たちが今になって、ドップラー観測を用いて、惑星を見つけている理由は、私たちが大きな望遠鏡、速いコンピュータ、そして最も重要なものである精巧な光学技術を今になって持っているということです。

PQ: これまでのところ、発見された惑星はすべて巨大ガス惑星です。私たちは、地球サイズの惑星の発見をどれだけの間待たなければならないでしょうか?

Marcy: NASAはこの10年間の内に、両方ともが明示的に地球型惑星を探すためである2つのミッションを始めます。Space Interferometry Mission (SIM)およびケプラーは、地球型惑星がそこにあるかどうか、地球型惑星がどの程度生じるかを決めるでしょう。あなたが外に出て見る輝く星たちは、どの割合で地球を持つでしょうか。私たちにはこの10年かそれ以内に答えがわかるでしょう。

SIMで、私たちは200近くの星を調査するつもりです。私たちが直面する面白い問題は、私たちには、これがどれだけの惑星を見つけることになるのかわからないということです。すべての星が地球や金星や水星や火星--以前には検出できなかった小さめの惑星--を持っているとわかるかもしれないのです。それはSIMに関する大きな部分です--私たちは、時間に先立って答えを知りません。私たちが見つける惑星が3つなのかあるいは何百もなのかはわかりません。私たちは、見つけるために実験を行わなければなりません。

PQ: なぜ地球サイズの惑星は、惑星発見の中で'聖杯'と考えられますか?

Marcy: 私たちがSIMで行おうとしていることは、岩石で濡れた表面を持つ惑星を見つけることです。液体の水こそが生化学--生命の化学--が繁栄するための溶媒となるのです。したがって、私たちは、私たちが複雑な生命に結局結びつくだろうと考えている生化学のプールを保持することができる表面をもった惑星を必死に探しています。

PQ: なぜ一般大衆はこの探求に関心を持っているのでしょうか?

Marcy: 他の星のまわりの惑星の発見は、米国の株式取引所でのどの株価も変更しないでしょう。私たちが新惑星を見つけても、NASDAQは動かないでしょう。しかし、私は他の惑星がそこにあるかどうかを知ることには大きな価値があると思いますし、主要な理由は、2000億の星がある銀河系において孤独かどうか私たちが単に知りたいからであると思います。

星の光る夜空を見上げたとき好奇心を持つでしょう: これらの太陽のどれかは私たちの太陽と似ているのだろうか?私たちの太陽系はユニークなものなのだろうか? そして、私たちは答えを得ています。他の惑星系は存在し、もし条件が正しければ、いくつかの惑星では生命が誕生する機会が非常に高いのです。

PQ: 最初に天文学に興味を持ったのはどのようにしてですか?

Marcy: 6年生のとき、私にはすばらしい教師がいました。私は、必ずしも既成の概念を受け入れず、疑問をもつように言われました。私はそのときからずっと疑問をもち続けていますし、それは非常に有用です。

PQ: いままでに"eureka"と思えた瞬間がありましたか?

Marcy: 私は、1995年12月30日の朝を忘れないでしょう。私は家にいて、大晦日の準備をしていました、そこに共同研究者(Paul Butler)が電話をしてきて、たった3単語だけを言いました--"Geoff、ここに来い。" 彼は既にオフィスにいました。土曜の朝でした。私は、バークレーへ直ちに運転していきました、コンピュータのスクリーンにはおとめ座70番星の揺れを示すプロットがありました。私たちは11年間星のまわりの惑星を探してまだ一度の成功もありませんでしたが、コンピュータのスクリーンには私たちが発見した最初の惑星がありました。それはすばらしい瞬間でした。

PQ: どのように感じましたか。

Marcy: もし想像することができるのであれば、私は脅えつつ大得意でした:私たちが間違っているかもしれないという予感の恐怖、私たちの最初の惑星を見つけたことを知る興奮。私たちは、その時点で行うことは1つだけであることを知っていました:もっとデータをとり、私たちが正しかったことを確かめるのです。

PQ: 科学者になることを考えている人のための助言がありますか?

Marcy: 天文学者や科学者になることを考えているならば、非常にはっきりとした道があります。第一に、高校にいるときに、科学の授業と数学の授業をたくさんとってください。第二の助言--心に従いなさい。あなたが実際に興奮するものをみつけて、それをしなさい。あなたが実際に興奮するものに触れてください。

PQ: 空いた時間に何をすることが好きですか?

Marcy: 私は毎日2時間、時々は1日に2度、テニスをします。もしもう一度生まれ変わることができるのであれば、私はプロのテニス・プレーヤになりたいです。

PQ: あなたの仕事について、最もやりがいを感じることは何ですか。

Marcy: 科学者になって研究を行うことについては、好きなことが2つあります。1つは、オフィスに入って仕事をしているとときどき、その日の終わりまでに、同僚と私は誰も知らなかった新しい発見(恐らく新惑星)にたどりつくことがあるということです。人類の歴史において知られていない何かの発見は素晴らしい経験です。

研究を行うことについて好きな別のことは、共同研究者がいることです。彼らは友人であり、ほとんど家族のようなものです。日々の観点からすると、他の人と仕事をすること、共同研究者と仕事をすること、それが科学を楽しいものにしてくれるのです。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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